「夢」に必要なものは何ですか?
ちょっと、ビジネス本のように問いかけをしてみました。
いろいろな解答があるでしょうね。
たゆまぬ努力!
あきらめない心、
何にでも感動する感覚
などなど。
今回僕が用意した答えは・・・
「夢」に必要なもの・・・それは、「夜、よく眠ること!」
ちょ、ちょっ!
ここで、読むのやめようと思った人は、ちょっと待った!
確かに、夢を見るためには眠らなければ見られません。
当たり前ですね。
ですけど、最初に皆さんが思った「夢」というのは、
「目標」というか、「ゴール」のようなものであって、
夜寝ている間に見る夢のことではありませんね。
ただ、僕は以前よりずっと不思議に思っていました。
なぜ、夜見るものも「夢」だけど、
人生の目標みたいなものも「夢」というのだろうか?
と。
「志をたてても、はかなく消える」のが夢、
ということからなのでしょうか?
でも、それは、ちょっと寂しい。
そんなことを考えていました。
そんな先日の日曜日、
日本睡眠教育機構の主催する睡眠健康指導士の
スキルアップ講座を受けに行ってきました。
睡眠相談を行う際の具体的な傾聴の方法に始まり、
睡眠日誌や質問票の読み方とアドバイスの仕方、
うつ病と朝の散歩の重要性について、
あるいは、朝の食事の重要性などについて、
などなど、色々と勉強になりました。
そんな中、講師の先生が話された言葉が耳にとまりました。
「よい眠りで夢をかなえましょう!」
睡眠中には、成長ホルモンが分泌されます。
このホルモンは、子どもの場合は成長を促すホルモンです。
(「寝る子は育つ」ですね)
このホルモンは、大人の場合は身体の修復に働きます。
皮膚の修復にもよく、美肌効果もあるそうです。
また、睡眠中には記憶の定着が行われます。
学生の頃、普段からしっかり勉強していたら、
徹夜などする必要はないのでしょうが、
そういうタイプではなかったので、どうしても必要に迫られて、
試験の前なんかは徹夜に近い詰め込みをしました。
だけど、そういう勉強は実はロスが多いんですね。
記憶が定着しないまま試験に臨むので、
苦労したわりには実を結ばないわけです。
今頃わかりました。
さらに、睡眠中は、日中に遭遇したストレスを修復してくれます。
身体の物理的なストレスはもちろんですが、
心理的なストレスも癒やしてくれるわけです。
そんなわけで、
睡眠というのは現代人が思っている以上に大切なんです。
良質な睡眠をとることで、
普段思いつかなかったようなヒントがひらめいたり、
翌日の活動の力がわいてきたり。
「夢」を実現するためには、まずはしっかり眠ることだと思います。