そろそろ葉桜の時期になってきました。
毎年桜の季節が来ると気もそぞろです。
診察の疲れとお天気を気にしながら、
今年の花見はどうしようかな?
とタイミングを見計らっておりましたが、
今年はいいタイミングでお花見ができました。
いつもは旧草津川に行くのですが、
今年はちょっとだけ遠出をしました。
まずは4月7日土曜日、野洲川の堤防、守山市笠原桜公園。
>笠原桜公園
約400本のソメイヨシノがあるそうです。
と、写真を載せましたが、
桜の写真って、花の写真だけなら、
まあ、ほとんどはどこでとってもおんなじ(^_^;)
まあ、そう言ってしまうと身も蓋もないので、
おんなじ様な写真と思いつつも
やっぱりアップしてみましょう。
とは言っても、
ここ笠原桜公園は桜並木的なところだけでなく、
桜の林の様な感じのところもありました。
今年は桜の開花が比較的遅かったので、
小学校の入学式とほぼ同じタイミング。
それもあってか、
ランドセル姿の子を写真に撮っている方が多かったです。
この公園、この時期、メインはもちろん桜ですが、
結構他にもいろいろな花を見ることができました。
まずはふつうにタンポポ。
こちらはスノーフレーク。
そしてツルニチニチソウ。
こちらはユキヤナギかな?
ツバキもまだ咲いていました。
すぐ近くの畑には白い花。
モクレン(ハクモクレン)かと思ったのですが、
検索してみるとヒメコブシ(シデコブシ)だと。
あとで調べてみました。
ハクモクレンもコブシもモクレン科モクレン属ですが、
その違いは、
モクレンは完全には花ビラが開かないのに対して、
コブシは完全に開くのだとか。
また、モクレンが上を向いて咲くのに対して、
こぶしは横向きに咲くものもあるのだそうです。
そうするとこれはコブシに近いと思われます。
ただ、コブシは花ビラが6枚ですが、
ヒメコブシはもう少し花びらの数が多いみたいなので、
やっぱりこれはヒメコブシでしょうか?
ただ、検索したサイトには、ヒメコブシは
愛知県、岐阜県、三重県にだけ自生する貴重な日本固有種で、
環境省の準絶滅危惧種に指定されているとのこと。
畑に植わっていたので自生ではないということなのでしょうか?
ヒメコブシかどうかわかりませんが、
コブシは漢字で書くと「辛夷」で、
つぼみを干したものが漢方生薬になります。
辛夷清肺湯や葛根湯加川芎辛夷といった
おもに鼻の病気に使う漢方に含まれていますね。