髪を染めるということ

昨日は髪を切った話をしました。

それにしても、髪を切った自分の頭を鏡でみるとガッカリします。
その髪の白いこと。

もともと、白髪が出だしたのは早い方で、中3くらいから始まりました。
最初のうちは、抜いていましたが、途中から無駄な努力はやめました。

その後、順調に白髪は増えていきましたが、
昔は、男が髪など染めるなんて、なんて軟弱な!と思っていたので、
白くなるに任せていました。

しかし、結婚して子どもが育ってきたある日、
あんまり親父が白い髪で老け顔だと嫌かなと思い直し、
さらに巷で洗髪後に手軽に染めることのできるヘアマニキュアが
出てきたこともあって、思い切って染めることにしました。

髪を染めてみると、現金なもんです。
意外に気分まで若返った感じがして、いい調子です。
とうとう、引き返すことができなくなりました。

そのうち、知り合いが美容院をやっていて、
男の人でも美容院で髪を切る人多いですよ、一度来て下さいと言うので、
髪を切るついでに完全に染めてもらったこともあるのですが、
(美容院では、「染める」とは言わないか・・・
カラーリングとか何とか言うんでしょうけど)
時間がかかるので、いつからか再び家で適当に染めるようになりました。

だから、染め方も適当で、自分から見えない後頭部なんかは、
結構白かったりしてるんですけど、
いいんです、自分が、まあまあ髪の毛黒いなと思えれば、
気分も若さを保てますのでね。

そんなわけで、散髪に行く前は、
どうせ染めても切っちゃうわけだしと思うと、
染め方がなおさら適当にnあります。

そんなもんですから、髪を切ると、
染まってない部分が目立って、真っ白、しろ助です。
あーあ、気は若いんだけど、髪の毛は正直だね。
また染めなきゃね。

まあそのうち、染めるのが面倒になったら、
昔の司馬遼太郎みたいな感じで真っ白にするのもいいかなと思っています。
だけど、実際には、
「先生、どしたん?!」
と言われ、老けたねと言われるのがオチなので、
とりあえず、もうしばらく適当に髪を染めてやっていこうと思っています。

<診療の合間>