新しい年が始まりました。
皆様お正月はどの様に過ごされていますでしょうか?
僕は今年の年末年始は部屋の模様替えをしていました。
よく試験前になったらやりたくなる、あれですね。
特に試験を控えているわけではないのですが、
最近部屋がぐちゃぐちゃだなと気になっていて、
長い休みの時に何とかしようと思っていたので、
仕事納めのあと思い切って手をつけることにしました。
今まで使っていた仕事部屋と寝室を入れ替えてみることにしたのですが・・・
物がやたらと多い!
もっと物を捨てたらと言う家族の厳しい言葉をかわしながら、
ようやくちょっと一息つくことができるようになりました。
これで頭の中もスッキリするといいのですが・・・
さて、写真はお正月のおせち料理です。
嫁さんが作ってくれました。
この膳でのお箸ですが、
以前、高千穂の天岩戸神社に行ったときに買ったお箸が
1膳残っていたらしくお正月に出してくれました。
これがその箸袋。
中を開けると和歌が書かれていました。
「たなつもの ももの木ぐさも あまてらす ひのおおかみの めぐみえてこそ」
大体の意味はなんとなくわかりますね。
そしてその裏には食前食後の作法が書いてありました。
食前には静座して一拝一拍手し、
先ほどの歌(「いただきますの歌」)を唱えるといいらしい。
そして食後には端座して一拝一拍手。
ネットで調べると食後の「ごちそうさまの歌」もあるようです。
>本居宣長記念館HP
:ご飯に感謝
「朝宵に物くふごとに豊受の神の恵みを思へ世の人」
もともとは本居宣長が記した歌の様です。
ここでちょっと気になったのが、「静座」と「端座」。
「静座」と「正座」は違うのか?「端座」ってどんな座り方?
わからなかったのでこれまたネットで調べてみました。
いろいろ見てみると、おおむね:
静座:心を整えて静かに座ること
正座:姿勢正しく座ること
端座: 正しい姿勢で座ること。行儀正しく座ること。威儀を正して座ること。正座。
という感じですね。
静座は心にウエイトを置いた時、正座は身体にウエイトを置いた時、
端座は正座に近いけど、もう少し包括的なイメージですね。
静座と正座は一見大体似たような感じだけど、
怒られて正座させられている時は、
「なんで怒られなくっちゃいけないの」とか「もうしません」とか、
「早く終わって!」とか、いろいろ思いう浮かべているから静座じゃないんだ。
それにしても、食事の時はこころを落ち着かせて感謝して
食べなければいけないということですね。
もちろん、楽しく和気あいあいと食べることも大切です。
それなのに、ごはん用意してもらっても何もいわずに食べ始めるとか、
お酒飲んで(飲むのはいいけど)、
「はぁ~酔っぱらった~!」と言ってそのままごろりと横になって
うたた寝をするなんていうのはダメですね。
今年はちょっと気をつけようっと。
というわけで、今年も院長のブログ始まりました。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。