2021年読んだ本(後期)

今年もあと2日になりました。
今年は何となく上滑りな感じの1年でした。
色々なことに興味は持つのですが
なかなか一つのことにじっくりと取り組むことができずにいました。

COVID-19のために学会に行くことが少なくなったかわりに
やたらとZoomやWeb配信があったので、
あちこちの講演会やフォーラムといったものを
つまみ食いをするような感じでした。

ZoomやWeb配信、YouTubeの様な動画によるものは
自分のペースで進められないので困りますね。

おまけに、ネットサーフィンも増えました。
ちょっと興味をもった記事のタイトルが見えたら
すぐに立ち寄ってしまいます。
そこでまたつまみ食い。

本を読む時間がなかなかとれません。
ま、それも単なるいいわけなんですけど。

というわけで、とりあえず今年読んだ本(後半期)です。

<7月>
21.『フワフワするめまいは食事でよくなる』 坂田英明, マキノ出版 ☆5
ふむふむと読んでいたのですが忘れていることが多いですね。
また読み返してみなければ。

22.『寝入りが9割」の睡眠技術』 小林弘幸, ポプラ社 ☆5
寝るのには技術が要るというのはわかります。

23.『漢方生理帳』 井齋偉矢, 南山堂 ☆5
コンパクトにまとまっていてオススメ。
難しい漢方理論はでてきません。

24.『応急漢方』 井齋偉矢, 南山堂 ☆4
漢方薬は長く飲まないと効かないと思われている人が多いですが、
救急でも使える速効性を持ったものもあります。

<8月>
25.『三体』 早川書房 ☆5
紹介済み
早く続きが読みたいと思いつつ(本はすでに買ってますが)
寝られなくなったら次の日が大変だと心配して
まとまった休みの時に読もうかと楽しみに残しています(笑)。

26.『medium 霊媒探偵城塚翡翠』 相沢沙呼,講談社(Audiobook) ☆5
紹介済み
これも続編が楽しみ

<9月>
27.『すべての臨床医が知っておくべき腸内細菌叢』 内藤裕二、羊土社 ☆5
この本については、もう一度復習してからお話したいと思っています。

28.『新型コロナと連動!漢方』 井齋偉矢,青春出版社 ☆4
紹介済み

30.『あきない世傳 金と銀(10)合流編』 高田 郁,角川春樹事務所 ☆5
このシリーズ、安心してどっぷりとはまれます。

<10月>
31.『実験医学 vol.39 No.16 特集 口腔細菌叢』 羊土社 ☆5
腸内細菌だけでなく口腔細菌叢も考える時代が来ています。

32.『新型コロナ ワクチンよりも大切なこと』 本間真二郎, 講談社 ☆4
”自分軸で考える”ということが大切・・・なるほど!

<11月>
33.『かちがらす』 植松三十里, 小学館 ☆5
維新の礎を作った佐賀藩主・鍋島直正の生涯。
明治維新というとどうしても長州・薩摩と坂本龍馬が中心となりますが、
科学技術面では最も貢献の大きかったのは
佐賀藩だったと思います。もっと評価されてもいいのに。

34.『免疫の守護者 制御性T細胞とは何か?』 坂口志文・塚﨑朝子,講談社(ブルーバックス新書) ☆4
僕が大学で免疫学と出会った時は、
まだSuppressorT細胞が免疫を抑えると習いました。
それがいつの間にかRegulatoryT細胞に変わっていて、
どうしてなのかなと思ってました。

<12月>
あちゃっ~!1冊も読めてない!
1冊読みかけてたのはあったのですが、結局断念しちゃって、
別の本を今半分ほど読んだところです。
論文は昔に比べると結構読んだのですが・・・と言い訳をする。

来年はもう少し腰を落ち着けてじっくりと
いろいろなことをやりたいなと思います。

今年はこれが最終の投稿となります。
どうぞ皆様、良いお年をお迎えください。