COVID-19の流行についてはまだまだ予断の許さない状況です。
ワクチンの接種が始まりつつありますが、
SARS-Cov-2は変異が早そうで、変異が大きくなったら
ワクチンもそのたびに打たなければいけないのか、
という問題も残されています。
(おそらくワクチンの開発にあたって、
多少の変異があっても変わらないコアな部分を認識する様に
設計されていると思うのですが)
まあ、それはそれとして、
我々はワクチンにのみ頼るのではなく、
やはり本来持っているはずの免疫力を高めて
対応していくのが本筋だと思います。
本来持っているはずの免疫力を高める・・・
それにはどうしたらいいのでしょうか?
そこで僕のアンテナにひかかってきたのがこの本。
『感染を恐れない暮らし方』 本間真二郎,講談社ビーシー
著者の本間先生は、もともと小児科の先生ですが、
NIH(アメリカ国立衛生研究所)で
ウイルスの研究もされていたという方で、
それなのに今は地域医療に従事しながら
自然に沿った暮らしを実践されているとのこと。(すごいなぁ)
第1章(file.1)では新型コロナウイルスに対して
生活上の注意点をQ&Aとともに、細かく総括して書かれています。
第2章(file.2)と第3章(file.3)では腸内細菌の重要性と、
健全な腸内細菌を育む自然に沿った食事の基本について
第4章(file.4)では食以外の自然治癒力を育む生活の基本について
第5章(file.5)では医療と薬に関する付き合い方
第6章(file.6)は暮らしにおける環境の重要性について
本間先生は、個人でできる感染予防の要は3つ(p.37):
マスク、手洗い、腸内細菌を元気にする生活だと言われます。
ただし、消毒のしすぎ等は免疫力を弱めるこのとになると。
腸内細菌を元気にする生活(p.46)
・精製食品、加工食品をとらない
・食物繊維をとる
・発酵食品をとる などなど
他にも多くの生活のヒントを上げてくださっています。
詳しくは是非買って読んでみて下さい。