先日、撮りためていた写真を何気なく見ていました。
その中に今年のお正月に近くの氏神さんにお参りした時の
写真がでてきました。
その中から何気なく撮った一枚。
年末に雪が降り積もったのだったと思います。
誰かが雪だるまを作ったのでしょう。
少し溶けかけています。
撮った時には「何となく面白そうだな」くらいの感じで
あまりピンと来ていなかったのですが、
改めて見てみると中々面白い。
表題をつけました。
「ねえ、ぼくたち、もう少ししたら消えてなくなっちゃうんだよね」
よく見ると雪だるまが家族みたいで、
左のお父さんぽく見える雪だるまに話しかけている様に見えます。
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雪だるまの写真を以前にも撮っていたのを思い出しました。
それがこちら。
作られてから少し時間がたっているためか、
結構汚れた雪だるまでしたが、
顔の表情が凜とした感じがして、
思わず「頑張れ!」と声をかけたくなりました。
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雪だるま、スノーマンを題材にしたお話は昔からいろいろあります。
温かくなると消えてなくるなるというのが、
やっぱり何か切ない思いにさせるのでしょうね。
でも、僕ら(って、複数形にしちゃってますが)は、
小さい頃に雪だるまを作るときには、
そんな切ないとか消えてなくなっちゃうのがかわいそう、
なんて考えることもなく、ただただ、雪が降って楽しくて、
雪だるまを作っていたように思います。
今の子どもだってきっとそうだと思います。
溶けかけた雪だるまに切なさを感じるのは、
単なるオセンチ(まあ古い言葉!)か、
それとも歳をとったせいかもしれませんね。