関西催眠研究会2 

昨日からの続き。

というわけで、ちょっくら催眠について勉強してみよう!
そう思って、関西催眠研究会の催しに
顔をだしてみることにしました。
もう5年くらい前のことだったと思います。

初めて会場に行ってみると、25人くらいの人が来られていました。
学生風の人もいればサラリーマン風の人もいます。
一人ちょっとマジシャンっぽい感じの人がいて、
(ああ、この人が先生かな?)なんて思っていました。

研究会の催しが始まりました。
突然、サラリーマン風の方が立ち上がり前に出て
「今日、初めて来られた方にお尋ねします。
 ここにお集まりの方の中に催眠術師がいます。
 どれくらいの人がいるかと思いますか?」
と言う感じで挨拶が始まりました。

まあ、あのマジシャンぽい人はそうだろうな。
他には・・・と周りを見渡してみる。
司会の方が言葉を続けます。
「それでは、催眠術師の方、その場でお立ちください!」
と、かけ声がかかった途端、
周囲の人の8割くらいの人が一斉に立ち上がりました。

???・・・!!!
みんなクスクス笑っている様にも思えます。
司会者は言葉を続けます。
「催眠術というのは、そんなに難しいものじゃないんです。
 誰にでも・・・は言い過ぎですが、
 ちょっとしたコツをつかんだら
 結構できるようになるんです。」
と言うのです。

ちょっとビックリ!
・・・というか、もうこの時点で
催眠術のワナにハマっていたのかもしれません(笑)

まあ、それはさておき、
その後、催眠術の基本の講義があり、
そのあと、2人1組にわかれて
催眠術をかけあう練習をしました。

催眠術にかかるかかからないかは、
かける方の技術ももちろんありますが、
かけられる方の感度というか受容性みたいなものが
大きく関与する様です。

かかりやすい人というのは、
比較的誰でも・・・は言い過ぎですが、
かける方の技術がそれほど上達していなくても、
かかってくれるそうなんです。

逆にかかりにくい人は元々中々かかりにくいらしい。
そういうかかりにくい人にもかけられる人というのが、
優秀な催眠術師ということになるのだろうと思います。

実習の結果ですが、僕はどうもかかりにくい人間の様でした。
一瞬、お!かかるかなと思ったのですが、
すぐに解けてしまいました。
おそらく無意識の部分でガードが堅いのでしょう(笑)。