昔、一時催眠術(というか催眠という現象)に
興味を持っていたことがありました。
治りにくい患者さん・・・特に心理的な要因が強そうな方の場合、
うまく催眠がかかれば、
免疫系も神経系もいい方向に動き出すのではないか。
そんなことを考えていた時期がありました。
まあ、結果的には、
そんな怪しげなことを診療でやったら引かれそうなのと、
保険診療を逸脱する行為になりかねないことと、
そもそも自分にはそんな能力もなさそうで
(催眠術はやっぱりカリスマ性がある方がかけやすいみたいで)、
さらには、診察中そんなことをやってる時間もありませんので、
すぐさま頓挫してしまいました。
でも、多少ですが催眠に関する知識を持つことができました。
催眠術というと、怪しげなイメージ。
眠らせて人の心を操る、みたいなイメージがありますね。
あれは催眠ショーであり、みんながああなるわけではありません。
催眠中は、実際には眠っているわけでなく
(リラックスできて眠ってしまう人もいますが)、
声もしっかり聞こえているし、判断力も残っている様で、
身体に危害がかかりそうな指示には反応しないらしいです。
・・・とは言うもの、超上級者ならわかりません。
それは催眠というより、
洗脳とかマインドコントロールになるのでしょうね。
ですので、逆にそうしたことから身を守るためにも、
多少の知識は持っておくのもいいかもしれません。
まあ、そんなわけで、かれこれ4,5年前になりますが、
インターネットで催眠をキーワードに調べていました。
すると、とあるホームページに出会いました。
>関西催眠研究会
このHP見たからといって、やっぱり
「催眠は怪しい」という気持ちが
完全に払拭されるわけではありません(笑)。
まあ、それでも怖さよりも興味の方が強かったもので、
催し物があるというので、
おそるおそる出かけていきました。
次回に続く