先週の水曜日ですが、
ふと思いついて三井寺(みいでら)に行ってきました。
三井寺(園城寺(おんじょうじ))と言えば、鐘の音が有名で、
日本三名鐘の一つ、「三井の晩鐘」と呼ばれています。
ちなみに三名鐘の残りの2つは、
(実は知らなかったのでネットで調べました)
・京都市 神護寺(じんごじ)の鐘
・宇治市 平等院の鐘
なんだそうです。
あとで鐘の音をアップしますが、
他のお寺の鐘の音も録音しに行かなけりゃいけませんね。
ちなみに、この三井の晩鐘は、
環境庁による「残したい日本の音風景100選」に選定されています。
実は数年前にもここで鐘の音を拾ったことがあるのですが、
夏でセミの鳴き声も一緒に入ったものでした。
「やっぱ、”三井の晩鐘”って秋だよなぁ~」
という何の根拠もない思い込みがありまして、
時間があったら、秋に再度チャレンジしたいなと思っておりました。
新型コロナウイルス感染症で
不急不要の外出は控えてというのもあって、
今年は最近まであまりどこにも出かけていなかったこともあり、
まあマスクをしながら外を歩く程度はいいかなと思って、
出かけたのでした。
というわけで、
やってきました三井寺(園城寺)。
参道から金堂への階段。
金堂でお参りを済ませると、鐘撞き堂に向かいます。
一つきさせていただきました。
>三井の鐘
低音が結構長く続きますが心地よい音です。
境内をしばらく散策。
金堂の脇に閼伽井屋(あかいや)と呼ばれる建物があります。
この建物の中に井戸があって、
水が湧き出ているそうなのです。
(この時は中は見ることができませんでした)
この井戸、天智・天武・持統天皇の 産湯に使われたとのことで、
園城寺が三井寺と呼ばれる由来になっているそうです。
(実は今回まで僕も知らなかった)
> 閼伽井屋
建物の中に向けて耳を澄ませますと、
「ボコボコ」といった水が湧いてくる音が聞こえます。
ボイスレコーダーをそちらに向けて録音してみました。
>水源の音
(ボコボコという小さな音ですが、ちょっとわかりにくいです)
この建物の正面上には左甚五郎作の龍の彫刻があります。
明日に続く