今年の夏休みは1週間まるごとお休みをいただきました。
お休みのほとんどの時間は、
9月に電子カルテを新システムに移行するので、
そのシステム構築に時間を割いてしまいました。
ただ、あまりにもそれだけではつまらないなと思い、
前半は佐川美術館に行きました(前回までのお話)。
そして、お休みの後半は、
あまりにも暑いので涼しい所に・・・とも思ったのですが、
どこか日本アルプスの高い所にでも行くといいのでしょうが、
あまり遠いところに行く気持ちの余裕がありません。
しかたがないので、滝でも見に行ってもようかと考えました。
この夏は間に合いませんが、
滝のビデオを待合室で流したらちょっとは涼しいんじゃないか、
そんなことを考えていました。
嫁さんにその話をしたら、
すぐさまいくつかの候補を考えてくれました。
福井に結構いい滝があると。
というわけで、8月14日、出掛けようと思ったのですが、
前日も新システムについてあれこれ考えているうちに
夜は更けてしまって、朝方も起きたのはごく普通の時間。
前の日から準備をしておけばすぐに出られるのですが、
さあ出掛けるぞ!となってから、
カメラやらボイスレコーダー(滝の音を拾うため)やら、
用意をするので、結局家を出たのは10時頃。
お盆だし、高速は渋滞しているかも・・・と、
最初は湖岸沿いに車を走らせる予定でした。
嫁さんは、そのルートを選んだ時点で、
「ああ、今日は無理ね」と悟ったそうです。
そこで、湖岸道路にまで来たところで、
「とても時間的に無理だと思うわよ」と、
やんわりと僕に忠告してくれました。
うーん、そうか・・・
じゃあね・・・滋賀県内の滝を見に行こう!と、目的地を変更。
湖西に「楊梅の滝」という滝があります。
僕は中学生の時に一度行ったことがあるので、
そこに行ってみようと、話を持ちかけました。
ところが、車が琵琶湖大橋の近くまで来ると、
急に車が混み出しました。
車から遠くに見える琵琶湖大橋をよく見ると、
橋の上も車が数珠つなぎで渋滞しているのが見えました。
さすがお盆です。
ありゃ、こりゃいかんね。さらに目的地を変更です。
もう滝でなくてもいいかな・・・そう思って、行き先を考えていたら、
ふと、立木観音が思い浮かびました。
一度は行ってみようと思っていたいたのですが、
何となく先延ばしにしていたのでした。
というわけで、左にハンドルをきって琵琶湖大橋を渡るところを、
逆に右にハンドルをきって、目指すは立木観音となりました。
この時点で家を出てすでに30分経過。
続きは次回