2020年読んだ本(前期)

新型コロナ騒動でバタバタしているうちに
もう6月が終わってしまいました。

上半期のまとめをする時期なのですが、
自粛で休みの日も、畑に行く以外は
ずっと家に閉じこもっているくせに、
だからと言って本を読む気に中々なれず、今年は17冊。
少な!

同時期の6月末までに読んだ本が、
2019年 37冊
2018年 37冊
2017年 53冊
2016年 42冊
ですから、1/2~1/3でした。
まあ、しかたありませんね。
いつものごとく、☆数はあくまで僕個人の面白かった度です。

<1月>
1)『あきない世傳 金と銀7 碧流篇 』 高田 郁 著,角川春樹事務所 ☆5
「蟻の眼」と「鶚の目」。安定した面白さです。

2)『人生はどこでもドア:リヨンの14日間』 稲垣えみ子,東洋経済新報社 ☆5
まあ、発想が違いますね。僕ならどうせ外国に行くのなら
「あれもこれも」になってしまうところなのですが。

3)『脳の左右差: 右脳と左脳をつくり上げるしくみ』 伊藤 功,共立出版 ☆4
脳の左右差って、ちょっと興味があるので読んでみたのですが、
む、難しい!95%はわかりませんでしたが、
一つわかったのは発生の極めて早い時期から
脳には左右差が生まれているということ。

4)『センス・オブ・シェイム 恥の感覚』 酒井順子,文藝春秋 ☆5
☆5つけてますが、ほとんど覚えてませんね。

<2月>
5)『教養は児童書で学べ』 出口治明,光文社新書 ☆5
☆5つけたけど大分忘れてしまいました。
けど、児童書でも色々と学ぶことがあるというのは
よくわかります。

6)『ひゃっか!』 今村翔吾,文教社 ☆5
今村翔吾さんの講演会の話は以前書きました。
その直後に読んだ本。
現代小説も書かれることにまずビックリ。
それも面白い!

<3月>
7)『玉麒麟 羽州ぼろ鳶組』 今村翔吾,祥伝社文庫 ☆5
続けて今村翔吾さんの羽州ぼろ鳶シリーズ。
面白くないわけがない!

8)『「ポリヴェーガル理論」を読む』 津田真人,星和書店 ☆5
昨年読んだ「ポリヴェーガル理論入門」をより詳しく解説した本。
この本は凄いです!
そのうちに紹介したいと思っているのですが、
もう一度読み込まないと消化できません。

9)『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』 ブレイディみかこ,新潮社 ☆5
これはいろいろなところで取り上げられていると思うので、
知っている方も多いでしょうね。
人種差別や経済格差、思春期の子どものこと、
多様性について、などなどを綴ったエッセイ。
これはオススメ。

10)『人間関係 境界線(バウンダリー)の上手な引き方』 おのころ心平,同文舘出版 ☆4
現代はストレスの時代。そのストレスの多くは人間関係です。
自分と他人の境界線をしっかり保つのが大切。

<4月>
11)『童の神』 今村翔吾,角川春樹事務所 ☆5
早く直木賞獲って下さい!

12)『病気が長引く人、回復の早い人 胃腸が美しい人は長生きできる』  江田 証,幻冬舎 ☆3
最近、『腸と脳』の本を読んで以来、
腸内環境って大切だなと思うようになってきました。

13)『ナラティヴ・セラピーの会話術: ディスコースとエイジェンシーという視点 』 国重浩一,金子書房 ☆3
もう少し自分の中に下ごしらえが必要でした。

14)『具体と抽象』 細谷 功,dZERO ☆5
☆5で読んでいる時はふんふんと、読んでいたのですが、
もう忘れちゃってますねぁ。また読み返してみようっと。

<5月>
15)『祝祭と予感』 恩田 陸, 幻冬舎 ☆5
『蜜蜂と遠雷』のスピンオフ。すっと読めます。

16)『腸と脳 第二の脳がもたらすパラダイムシフト』 エムラン・メイヤー著, 高橋 洋訳,紀伊國屋書店 ☆5
ブログで何度も取り上げています。
今年後期もこ本の話をする予定です。

<6月>
17)『良い加減に生きる 歌いながら考える深層心理』 きたやまおさむ・前田重治,講談社現代新書 ☆4
これは別の時にお話できればと思います。

それにしても、5月・6月の本の読みなさっぷりが酷い。
まあ、その分、論文は多少読んでいたのですがね。