目黒寄生虫館を見学したあと、
ホテル雅叙園東京に行きました。
それにしても、目黒駅⇒寄生虫館⇒雅叙園⇒目黒駅と、
歩いて移動したのですが、ここ、結構アップダウンがありますね。
途中に川があり、どうもここが谷になっていたのですね。
この川(目黒川)が中々風情があります。
この川に沿って少し歩いて行くと雅叙園が見えてきました。
緩やかな坂を上がって雅叙園に行こうと思って、
ふと横を見たら、「お七の井戸」というのがあります。
”八百やの娘お七は、恋こがれた寺小姓吉三あいたさに
自宅に放火し、鈴ヶ森で火刑にされた。
吉三はお七の火刑後僧侶となり、名を西運と改め
明王院に入り、目黒不動と浅草観音の間、
往復十里の道を念仏を唱えつつ隔夜一万日の行をなし遂げた。
明王院という寺院は、現在の目黒雅叙園エントランス
付近から庭園に架け1880(明治13)年頃まであった。
この明王院境内の井戸で西運が念仏行に出かける前に
お七の菩提を念じながら、水垢離をとったことから
「お七の井戸」と言い伝えられている。”
「八百屋お七」という名前は聞いたことがありましたが、
具体的にどんな話か全く知りませんでした。
さて、ホテル雅叙園に入ると、
玄関左手に百段階段に向かうエレベーターがありました。
入場料を払おうと思ったら裏手に自動販売機があるとのこと。
ああ、そうなんだ。
というわけで、エレベーターですが、
これが中々立派!扉からして蒔絵(というのかな?)。
中も四方全部蒔絵!
蒔絵こんなエレベーター見たことない!
上に上がると、いよいよ百段階段です。