先日、初めて高野山に行ってきました。
高野山は弘法大師が長安で留学を終えて帰国後、
修禅の道場として開いた聖地。
大学が高知だったこともあって、
近くの四国八十八ヶ所の霊場にいくつか行ったことがあります。
(結局全部は回れていないのですが)
特に五台山竹林寺は、
高知に行くと時間があれば必ずお参りします。
まあ、そんなわけで、
弘法大師様は身近な存在として僕の心の中にいらっしゃいます。
ですので、いつかは高野山に行ってみたいなと思っていました。
そして今回、ようやく高野山を訪れることができました。
今回車で行ったのですが、途中結構な山道。
まあ修行をする所ならそりゃぁ山奥だよなぁ、
そう思いながら上がっていくと、
いきなりちょっとした街が開けていました。
そして至る所に立派な建造物。
その日に泊まる宿坊を訪ね、車を置いた後は散策です。
まずは根本大塔と呼ばれるお堂。
撮影禁止だったので写真はないのですが、
このお堂の内部は、曼荼羅の世界が広がっています。
>和歌山県ホームページ参照(写真もあります):
”高野山の壇上伽藍にある根本大塔内部は曼荼羅世界を具現化している。中央には胎蔵界大日如来、それを囲むように金剛界の四仏が配され、さらに十六の柱には十六大菩薩の仏画が描かれている。その存在感は圧倒的である。”
確かにお堂の中は不思議な曼荼羅の世界でした。
その次に目にとまったのが六角経蔵。
お経を保管する蔵だそうです。
手をかけようとしている部分は回るようになっています。
チベットとかに似たようなものがあったような・・・
1回回せばお経を一つ読んだのと同じ徳がつめるとか。
というので、回してみました。
最初、一人で回そうとすると、
これが結構重くて中々回せません。
ところが、2人以上で回すと簡単に回ります。
なるほど!
物事、一人では思うように行かなくても、
力を出し合えば自ずとうまく行く!そういうことか!
と、悟りました。
とりあえず今日はここまで。