本:その痛みやモヤモヤは「気象病」が原因だった3

昨日、一昨日からの続きです。

<対策(総論)>
・苦手な気象変化が起きるとわかったら
⇒天気が崩れるのはいつかばかりを気にするのではなく
天気が回復するのはいつかを確認しておく
(いつ終わるかが分かるだけでも大分違う)

・どんな症状にも共通する対策
夜必ずお風呂に入ってしっかりと身体を温める
ただし、入浴前後の温度変化に注意。
特に、心臓病の人は脳梗塞などをもつ人。
ぬるめのお風呂にゆっくりと。
それと脱水にならない様に注意。

<対策(各論)>
この本の後半には、
各症状に対するそれぞれの対処法が書いてあります。
ここは、気になる方は本書をお読み下さい。
・頭痛
・肩こり・腰痛
・関節痛
・古傷の痛み
・神経痛・歯の痛み
・自律神経失調症・パニック障害
・うつ病・不安神経症・不眠
・のどの閉塞感
・胃腸の諸症状
・めまい
・耳鳴り
・高血圧
・脳出血・くも膜下出血・脳梗塞・心筋梗塞
・不整脈・動悸
・喘息
・むくみ
・手足の冷え
・肌荒れ

この中で、ちょっと気になったのが「のどの閉塞感」
これは今まであまり聞いたことがありませんでした。

「のどがつまった感じ」
「息がしづらい」
「のど元を押されている感じ」
「息ができなくて、横を向いていないと寝られない」
と言った喉頭・気道の症状を訴えられるそうです。

あるいは、
「つばを飲み込めない」
「食事のとき、食べたものがのどを通りにくい」
と言った咽頭・食道の症状を訴えられる人もいるそうです。
(これって、実はよくある症状なんですが)
これが天気と相関する場合は気象病の一つと考えられます。

ただし、そう考えるには、
まず一度は、耳鼻咽喉科や内科(呼吸器科、消化器科など)で、
咽喉頭、食道、気管・気管支・肺、甲状腺などを、
一通り診てもらっておく必要があります。

<自律神経の整え方、鍛え方>
・自律神経=交感神経と副交感神経
・副交感優位ばかりが取り上げられるが、バランスが大切

・姿勢を正すこと
⇒スマホ・タブレット、PCでの作業が多い
⇒ストレート・ネック
⇒首の後ろの自律神経が圧迫される

・自律神経の乱れは生活習慣の影響が大きい

・適度な運動=毎日15分歩くだけでもOK

・シャワーではなく湯船につかる習慣を

・たばこと過度の飲酒は×

・自律神経にいい栄養素=ビタミン系全般
=野菜・果物・肉・魚・卵・乳製品・豆類・海藻などまんべんに

・夜9時以降の食事はなるべく控える

・1日のリズムつくり
=同じ時間に起き、同じ時間に寝るのが理想的

・アロマはその場その場で必要なもの、好きなものを
⇒交感神経↑:グレープフルーツ他
⇒副交感神経↑:ラベンダー他

・陳皮や当帰などの漢方系の入浴剤もよい

・呼吸:大きく息を吸うと交感神経↑、大きく吐くと副交感神経↑