(前回・前々回の続きです)
隅田川の写真を撮る前に、
両国橋の方に向かって歩いていたときに、
ふと視線を左の方に向けると
写真映えしそうな橋梁があるのが見えました。
実は、隅田川より先にこちらを見たのでした。
橋の上から上流を眺めると、なんとなく風情があります。
あとで地図を見て気がついたのですが、
神田川だったんですね。
東京の人なら当たり前なのかもしれませんが、
この川が神田川で、隅田川に流れ込んでいるとは、
知りませんでした。
それでもって、川下を見ますと、こんな感じです。
隅田川の方が流れが速く、
川面の光具合が微妙に違っています。
隅田川と神田川、
ちょうど陰陽のバランスがとれ、ええ感じです。
それにしても、「神田川」といえば、
南こうせつさんであり、かぐや姫でした。
(歳がわかりますね)
かぐや姫の歌った神田川はどのあたりだったのでしょうね。
ネットで調べてみました。
神田川の作詞をされたのは喜多条忠さんという方で、
早稲田大学の近くの下宿の近く、戸田平橋のあたりだとかだとか。
マップで見てみました。
昨日、さだまさしさんの「檸檬」の舞台の聖橋も神田川でした。
聖橋はお茶の水あたりですが、
それからもっと上流に高田馬場近くまで遡ったところが
「神田川」の舞台なんですね。
マップで聖橋から戸田平橋に向けてずーっと遡ってみてますと、
途中に江戸川公園や椿山荘がありますね。
この近くの永青文庫に行ったことがあります。
今だから言いますが、
H27年春画展をやっていたのをこっそりと観に行ったのでした。
あの時、江戸川公園を通りましたが、
横の川が神田川だったとは知りませんでした。
僕はてっきり、その川が江戸川だと思っていました。
だって、江戸川公園という名前だからてっきり・・・
(江戸川は隅田川の東を流れる荒川の
もう一つさらに東にあるんですね、しりませんでした。)
でも、昔撮っていた写真をよく見てみますと、
江戸川(現神田川)と書いてますね。
すっかり忘れていたようです。
ついでなので、神田川をもっと上流までたどってみました。
そしたら、なんと!吉祥寺の井の頭公園が源なんですね。
井の頭公園にも、昔一度行ったことがあります。
(別にカップルで舟に乗ったというわけではありません、念のため)
それにしても、ここの水が隅田川に合流するとは!
川一つでも、マップでたどるだけでも中々面白いものです。
♪あなたは もう~ わすれたかしら~♪
神田川についてこの記事を書きながら、
ふと「神田川」を口ずさんでいたら、
嫁さんが、
「私はその歌、リアルでは知らないのよねぇ~」
と、ことさら歳の差を強調するかの様に言ってました。