冬の寒気が緩んでくる3月初旬になると僕は、
実はちょっとソワソワしていました。
今年も来るかな?
もちろんイソヒヨドリのことです。
以前、このブログでイソヒヨドリの話を何回か書きました。
>野鳥大好き
>鳥に翻弄されっぱなし
>鳥に翻弄されっぱなし2
>イソヒヨドリが帰ってきた!
2週間くらい前のことでしょうか、
綺麗な鳥のさえずりが聞こえ出しました。
「おっ!あの子に違いない!」
あの子といっても、実際には同じ鳥じゃないのでしょうけど、
何となく綺麗な鳥のさえずりの声を聞いたら、
全部イソヒヨドリに思えてきます。
実際には、他にもたくさん綺麗な声でなく鳥はいるはずなんでしょうけど。
もうすぐ出会えるかな。
そう思いながら、家の周囲を歩くときには耳をそば立てていました。
そしたら、先日車を駐車場に入れるときです。
すぐ目の前にあのちょっとブルーのツートンの鳥が姿を現しました。
やったー!イソヒヨドリだ!
ただ、その時はすぐにはカメラを取り出せません。
なにせ車をまだ操作している時でしたから。
そこで、その日から僕はカバンのすぐに取り出せるところに、
カメラとボイスレコーダーを待機させて持ち歩くことにしました。
数日前、いよいよ待ちに待った時がきました。
玄関を出たところで綺麗なさえずりの声。
おっ、近くにいる!
僕はカメラを用意しつつ周囲を見渡しました。
すると20mほど先に
2羽のイソヒヨドリが1mほどの間を開けて止っています。
ちょっと望遠でもギリギリの距離ですが、
なんとか写真に収めることができました。
写真を撮ることに気をとられていて、
もう少しで声を録るのを忘れるところでした。
こちらも何とか録れました。
>イソヒヨドリ3
↑お時間のある方はさえずりを聞いてみてくだささい(20秒)
この2羽、少しずつ位置を変えながら
最後には遠くへ飛んでいってしまいました。
それにしても、あとから写真をみてちょっと
おかしな事に気づきました。
この2羽はひょっとしたら2羽ともオスの様な気がします。
僕はこの2羽は恋人どうしで、デートをしていた・・・
つまりちょっと古い言い方をすれば、
アベックでランデブーを楽しんでいた、
そう思っていました。
でも2羽がオスどうしだたっとしたら、
実は縄張り争いをしていたのでしょうか?
ネットで調べてみたら、
さえずり>(前略)さえずりには大別して二つの役割がある。一つは、縄張り(テリトリー)の防衛である。それぞれの雄は、さえずることによって、その周辺の一定地域内にほかの雄が入ってくるのを防ぎ、そこを独占する。(後略)(コトバンクより)
とありますね。
これは知りませんでした。
さえずりというのは、求愛の声だと思っていました。
とすれば、あの2羽は、
「ここはオレの縄張りだ、出て行け!」と
お互いが主張していたということなのでしょうかね。