1ヶ月ほど前にテレビを見ていたら、東京都美術館で
『奇想の系譜展』(2019年2月9日~4月7日)
をやっていると放送していました。
美術展のチェックは比較的している方なのですが、
この美術展の情報は見逃していました。
伊藤若冲、曽我蕭白、長沢蘆雪、白隠慧鶴、
歌川国芳、狩野山雪、鈴木其一、岩佐又兵衛
これらの画家の作品の、
それも有名な作品が一斉に見られるとあって、
時間があれば見に行きたかったのですが、
今回はちょっとスケジュールが合わないなぁ。
そう思っていたところ、
嫁さんがナイスな情報を教えてくれました。
『江戸の奇跡・明治の輝き 日本絵画の200年』
>岡山県立美術館HP
ちょうど岡山に行くことがあったので観てきました。
伊藤若冲
以前、若冲展を始めとするいくつかの展覧会で
たくさんの若冲の絵を見ましたが、やっぱり絵が細かくて綺麗。
曽我蕭白
↑簫史吹簫図屏風(三重県立美術館HPから)は蕭白らしいタッチの絵。
↑それに対して、松に孔雀図襖(今回のHPから拝借)は、
この美術展のパンフに書いてあるように、
「奇抜なだけじゃなく、情感あふれる絵もうまいんです」。
竹内栖鳳
以前、竹内栖鳳展(2013年)で観た覚えがあります。
再び見ることができました。
今回、観た中でいいなと思ったのが、木島桜谷の『田舎の秋』
(↑ネットで検索し、4toravel.jp:六本木旅行記さんのブログから拝借)
他にも、円山応挙、長沢蘆雪、葛飾北斎、横山大観、
その他、名前はよく知っているけどあまり見たことのない画家や、
僕が名前を知らないだけで有名な画家も多数。
始まったばかりだったからもしれませんが、
混雑もそれほどでなく、
結構お得感のある美術展でした。