本:からだの声を聞きなさい1

以前、ココロとカラダの関連について論じた本の中で、
ちょっとにわかには信じられない様な話を紹介しました。
本:ライフ ヒーリング1~4

このような本は現在のところスピリチュアルな分野になりますが、
病気について考えるのに
ひょっとしたら参考になるのではないかと考え
他にも似たような本を読んでみています。

今回の本はこれ。
『からだの声を聞きなさい ~あなたの中のスピリチュアルな友人~』 リズ・ブルボー著, 浅岡夢二訳, ハート出版
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このリズ・ブルボーという人もスピリチュアルの大家だそうで、
この『からだの声を聞きなさい』も知る人ぞ知るベストセラー
なんだそうです。

この本も『ライフ・ヒーリング』同様、
まずは総論について書かれてあり、
徐々に具体的な各論へと進んでいきます。

驚いたのは、総論のところには、
『ライフ・ヒーリオング』と同じことが書いてありました。
>あなたに起こることの全責任は、あなたにあるのです。(p.19)
(ライフ・ヒーリングについては、
http://www.itaya.or.jp/?p=5013 ←ここに抜粋)

つまり、良くも悪くも、
自分の人生は自分が考えた様になるということです。

中表紙をみると、ライフ・ヒーリングの1st editionが1984年の様で、
この本の中表紙には、2012年25th anniversary editionと
書かれていることから逆算すると、
こちらは1987年が初版と思われ、
ひょっとすると、リズ・ブルボーの方が、
ルイーズ・ヘイに賛同したのかもしれませんね。

この、「自分の人生は自分が考えた様になる」という考え自体は、
ルイーズ・ヘイよりもっと以前、1960年代頃にはすでに
ナポレオン・ヒルという人が、
『思考は現実化する』という自己啓発のプログラムを開発し、
その後本にもされていた様で
そう目新しいことではないのかもしれません。

まあ、自己啓発については、
表も裏もあるのではないかという印象を持っているのですが、
それはまた別の機会にお話できればと思います。

さて、もう少しこの本の中から、
少し気になるところを抜粋してアップしてみたいと思います。

>あなたは、この地上で、望む者は何でも創り出すことができます。(p.18)

>幸福な状態を心に思い描くのに、一分もかからないのですよ。そうすれば、すぐ、からだにだって変化が現れます。また逆に、「誰も私を愛してくれない。かわいそうな私」と考えるのにも、一分もかかりません。そして、そう考えれば、あなたの幸福は、あっというまにどこかへ飛んでいってしまいます。(p.20)

>いつも「頭が痛い」と考えていませんか?いつも「腰が痛い」と考えていませんか?いつも「私の問題」のことばかり考えているのではありませんか?(中略)苦痛にエネルギーを注ぎ込めば、その苦痛が続くのは当たり前です。エネルギーを注ぎ込めば、どんなものであれ、それは必ず大きくなるのです。人間は考えたような人間になります。(p.21)
⇒う~ん、本当に痛い人にちょっとこの言葉は酷なんですが。
でも、少し分かるような気もします。

>恋人といる時、あるいは仲の良い人たちといる時、あなたは何を話しますか?問題(註:困っていること)それ自体に焦点を合わせますか?それとも問題の<解決法>に焦点を合わせて話しますか?
自由な時間をどうやって過ごしていますか?ためになる番組を見ていますか?それとも、くだらない番組、欲望や羨望をかきたてる番組、苦痛を感じさせる番組を見ていますか?良くない番組は人生に影響を与えることを知っていますか?(p.21)
⇒まあ、何をもって”良い”とするかという問題は残ってますが、
基本的にはよくわかります。

>あなたはどんなものを読みますか?心を豊かにしてくれるものを読んでいますか?それとも暗い気持ちにさせる新聞ばかり読んでいますか?
⇒”新聞=暗い気持ちにさせる”と言うのは、
ちょっと決めつけすぎではありますが、
まあ確かに、新聞に限らずテレビやネットでも、
暗い気持ちにさせることってたくさん見かけますね。
用心するためには最低限の知識として、
知っておく必要もあるかと思いますが、
あまり細かなことまで具体的に知らせてくれなくてもなぁ~
という記事はたくさんありますね。

そして、
>あなたの意識、そして潜在意識に入ってきた情報が、あなたの人生を作ります。(p.21)

長くなってきたので続きは次回。