今年も花粉が飛散する時期がきました。
ものすごく敏感な患者さんは、
「なんとなくムズムズしてきた」
と、数日前から受診されています。
以前、スギ花粉の飛散はどのように予測するかを書きました。
>スギ花粉飛散注意報
http://www.itaya.or.jp/?p=2584
1月1日以降の最高気温を積算、
つまり毎日の最高気温を足していき、
400℃に足した頃に一斉に花粉が飛びだすそうなのです。
そこで、今年の大津の気象台の最高気温で
グラフを描いてみました。
本日(2月7日:38日目)で、
すでに積算合計は341.9℃となっています。
ちらほら花粉は飛んでいるはずです。
このグラフを1次直線で近似しますと、
y=8.80x-2.36
というグラフがでてきました。
一斉に花粉が飛び刺す温度は400℃と言われていますので、
y=400を代入しますと、積算温度が400℃に達する日は、
x=45.7となります。
この記事を書いている今日、2月7日は、
正月から数えて38日目ですので、
あと8日で積算温度が400℃を越える予定です。
まあ、これから、寒波の揺れ戻しが来そうなので、
数日遅くなるかもしれませんが、
どうやら、もう7~10日くらいで花粉症の症状が出てくる人が
増えてきそうです。
(まあ、実感としては、さらに数日たった頃にひどくなる印象ですが)
早めに薬を服用しておくと軽くて済むといいます。
毎年花粉症に悩まされる方はそろそろ薬を用意しておきましょう。