昨日からの続き。
『ライフ ヒーリング』ルイーズ・L・ヘイ 著, LHTプロジェクト 訳
この本の帯に、”世界で3,500万部の超・大ベストセラー”と書いてありました。
僕は全く知りませんでしたが知る人ぞ知る本だったんですね。
この本で僕がまず読みたかったのは、ここ。
第14章 身体 ~身体からのメッセージを逃さない~
ここに、一般的な医学を学んだ者としては驚きの記述があります。
ここでは、体の各部についての意味と、
その部分が悪くなった時の症状の意味が書かれています。
たとえば、
>「頭」は私たちを意味します。その人間を象徴するものです。ふつうその人の頭がその人柄を判断する基準になります。頭部に問題がある場合、「自分」の何かがおかしいと感じているはずです。(p.206)
>「耳」は聴く力を意味します。聴力とはちょっと違います。耳を患うのは、たいてい耳をふさぎたくなるようなことがまわりで起っているからです。耳痛は聴いたことに対する怒りを示しています。(中略)
難聴は長年にわたって続く、誰にも耳を傾けたくないという思いから生じています。耳を患っている人には、だいたいおしゃべりな相手が隣にいるのを知っていましたか。(p.207)
>「鼻」に問題があるときは、顔の正面や鼻の間近に不快を感じます。身近にあなたが疎む人がいることを意味します。あなたは押さえつけられているように感じていませんか。(p.209)
>「首」や「喉」は多くの「事柄」が通る部分です。首は柔軟な考えを意味します。首に問題がある場合には、たいてい自分の概念に固執していますから、問題の側面や相手の観点に目を向けることが必要です。(p.209)
>喉は自由に意見することを意味します。(中略)ふつう喉に問題がある場合、その人には、自由に話していいのだろうかとためらう遠慮があります。自分の言葉が自己弁護しているようで居心地が悪いのです。(p.210)
>喉の痛みは、いつも怒ることからきています。風邪を引くのは、精神的に混乱しているからです。喉の炎症は、言葉が出てこないほどの激しい怒りです。(p.210)
さらに、「ほぉ~」と思ったのは、
>「事故」は偶然ではありません。私たち自身で想像しています。別に「事故に遭いたい」と言っているわけではないのですが、思考パターンのなかに事故を引きつけるものがあるのです。(中略)事故は怒りのあらわれです。自己主張できない自分に苛立っているのです。(p.226)
その他、第15章では、一覧表になって、
体の各部の意味と、いくつかの病気の意味について、
これを改善するのはどういう思考パターンをするべきかが、
簡潔に書かれています。
>耳:聴く力を意味する。
>耳痛:怒り。聞きたくない。収拾のつかない混乱。両親の言い争い。
⇒(改善するには思考パターンを)まわりとうまくいっている。嬉しいこと、いいことを熱心に聞く。私は愛そのものだから(と考える)。
>鼻:自己認識を意味する。
>鼻血:認識を必要とする。まわりに認められない。愛情を切望。
⇒自分を慈しみ受け入れる。自分の真の価値を認める。私はすばらしい。
>鼻水:助けを求めている。心の中で泣いている。
⇒自分を愛し、優しく慰める。
>鼻づまり:自分の価値に気づいていない。
⇒自分を愛し、その価値を認める。
>口:新しい考えやためになることを取り入れることを意味する。
>舌:人生の楽しみ、喜びを味わう能力を意味する。
>首:柔軟性を意味する。物事の裏側を見ることができる。
>首の障害:問題の側面を見ようとしない。頑固。柔軟性にかける。
⇒問題をあらゆる面から見るのは簡単。物事のやり方や見方は限りなくある。私は守られている。
>首の痛み:頑として譲らない強情ぶり。
⇒他の観点から見てもいいのだ。
>喉:自己表現や創造性の通り道。
>喉の障害:自分のことを自由に話せない。怒りを飲み込む。想像力が伸びない。前向きに変わりたくない。
⇒ノイズだと思われてもいい。自由に楽しく話す。自分の想像力を発揮する。私は変わりたい。
>喉の痛み:とげのある言葉を抱え込んでいる。自分を表現できないと感じている。
⇒私は自分を縛らない。自由に自分自身でいられる。
⇒私はあらゆるものと気持ちが通じている。私はいつでも守られている。
>副鼻腔炎:身近な人を疎む。
⇒心の中はヘイをと調和で満たされ、常に私を取り巻いている状態である。すべてがうまくいく。
>後鼻漏:心で泣いている。大人げない涙。犠牲。
⇒私には創造力がある。人生を楽しく生きていく。
⇒神の御言葉に歓喜する。私はあらゆるものと気持ちが通じている。
>耳鳴り:聞きたくない。心の声を聞いていない。頑固。
⇒高尚なる自己を信じる。心の声には熱心に聞き入る。愛の働きと無縁なものはなくす。
まあ、他にもいっぱい書いてあるのですが、
耳鼻咽喉科領域ではこのあたりのことが書いてました。
なかなか、にわかには信じられませんね。
またまた長くなったので、次回に続きます。