6/17 睡眠・認知症予防シンポジウム3

第3講義 「4週間でぐっすり眠れる睡眠改善法」
講師は東京家政大学 岡島 義 先生

>世の中の「だけだけ詐欺」にひっかからないこと!つまり、
・○○するだけで眠れる!
⇒こういったものに影響されない、本当の睡眠指導

睡眠をちゃんと整えるためには?
からだの睡眠リズムを整えること
寝る前に、気持ちを揺すぶられないこようにすること
悪魔のささやきに耳を貸さず、天使のささやきを聴くこと

からだの睡眠リズムを整えること⇒快眠8ステップ
<夜間>
1.臥床時間の決め方=1週間の平均睡眠時間+30分から開始
2.臥床ー起床時間を決める(ただし下限は5時間)
⇒85%程度できたなら、+15分ふやす
ただし一喜一憂しない
3.帰宅後は白熱灯(間接照明)に
4.寝つけなければ一旦床から出る
<日中>
5.朝日を浴びる(起床後2時間以内に30分程度)
6.日中はなるばえく体を起こしておく
<その他>
7.何があっても1週間続ける
8.睡眠効率を基準にして臥床時間を調整していく

悪魔のささやきに耳を貸さない
夜中に眠れなければ・・・
「何時か時間を確認した方がいいんじゃない?」
「音楽とかラジオとか聴いてれば眠れるぞ」
「昨日眠れなかったから昼寝をたっぷりして補いましょう」
などなど・・・悪魔のささやきは、
短期的にメリットのありそうな内面の声
⇒しかし、長期的にみると結局それらはデメリット
(まあ、夜中にラジオや音楽をかけておくのは、
僕はそれほどダメなこととも思わないのですが・・・)

逆に天使の声は長期的視点でメリットだが短期的にはつらい
「昨日眠れなかったからと言って、二度寝はやめて、
朝日をしっかりあびましょ!」
「昼寝は極力避けて、どうしても体がきついときは、
かたい椅子に座ってうとうと程度ね」
⇒つらいけど、ちょっと頑張れば睡眠の質が向上!

寝る前に、気持ちを揺すぶられないこようにすること
寝る前のスマホやテレビは禁止
⇒ギュッふわ体操(全身的筋弛緩法)
全身の筋肉を順にギュッと力を入れた後、ふわ~と力を抜く
詳しく
は、また別の機会に。