C56機関車のセレモニー会場に行ってみると、
すでに結構な人垣ができています。
しまった!もう少し早めに来て良い場所を確保すべきだったか!
相変わらず詰めが甘いですな。
まあ、そう言いながらも、何とか良さそうな場所を確保。
待つこと数分、係の人の誘導でやってきましたC56。
まずは後ろ姿から。
ターンテーブルに乗せられて、みんなにご挨拶。
花束が贈呈されました。
ちょっと誇らしげな姿。
ここで、念願の汽笛を録音することができました。
不思議ですね。
特別SLに思い入れがあるわけでもなく、
汽車で誰かと悲しい別れをしたという経験もありませんが、
この汽笛の音を聴いた時、何か哀愁のような、
あるいは機関車の叫びの様な、
胸に迫り来るものを感じました。
「ボーーー!」
長く汽笛を鳴らした後、C56機関車は、
最後に車庫に入っていきました。
こうして、今後はこの梅小路博物館で
他の機関車と一緒に余生を送るそうです。