昨日からの続き
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自我意識の下の4階部分にくるのが「潜在意識」。
これも通常よく使う言葉ですが、
町田氏は、『映画『千と千尋の神隠し』に出てくる
”わけのわからない形をした生き物の様な”
と潜在意識のことを表現されていています。
何となくよくわかる表現です。
自我意識の下の4階部分にくるのが「潜在意識」。
これも通常よく使う言葉ですが、
町田氏は、『映画『千と千尋の神隠し』に出てくる
”わけのわからない形をした生き物の様な”
と潜在意識のことを表現されていています。
何となくよくわかる表現です。
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その正体は、人間が心の深いところに抱いている情念だとされ、
4階は「情念の意識」とも呼ぶことができるそうです。
ここは、潜在意識は言語化されていない部分で、
人を動かす力は自我意識よりも強く、執念深いのだと。
4階は「情念の意識」とも呼ぶことができるそうです。
ここは、潜在意識は言語化されていない部分で、
人を動かす力は自我意識よりも強く、執念深いのだと。
そして、この情念には2種類あって、
肯定的なものと否定的なものがあり、
普段の性格などに影響を与えているようです。
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そして、否定的な情念が堆積してヘドロの様になってくると
人生の中で悲劇的な行動をおこさせてしまうのだとか。
だから、潜在意識の中の否定的な情念は
なるべく綺麗にクリーニングしておく必要があるのだそうです。
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肯定的なものと否定的なものがあり、
普段の性格などに影響を与えているようです。
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そして、否定的な情念が堆積してヘドロの様になってくると
人生の中で悲劇的な行動をおこさせてしまうのだとか。
だから、潜在意識の中の否定的な情念は
なるべく綺麗にクリーニングしておく必要があるのだそうです。
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こころの五重塔の3階部分は「個人的無意識」。
ここには我々が個人的に体験してきたこのと全記憶が
保存されているのだそうです。
そしてこの記憶が人間の行動に絶大な影響力を持ち、
良くも悪しくも人間の運命を決定づけるところがあるので、
この個人無意識を著者は「運命の意識」と名付けています。
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ここには我々が個人的に体験してきたこのと全記憶が
保存されているのだそうです。
そしてこの記憶が人間の行動に絶大な影響力を持ち、
良くも悪しくも人間の運命を決定づけるところがあるので、
この個人無意識を著者は「運命の意識」と名付けています。
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個人無意識の中にある記憶が運命に投影されるため、
必要なのはその舵取りなのだといいます。
そして、その舵取りは自我意識の重要な役目なのだそうです。
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必要なのはその舵取りなのだといいます。
そして、その舵取りは自我意識の重要な役目なのだそうです。
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つまり、我々は意識して質の良い記憶を選び出すことにより、
おのずから高潔な人生を歩むことができますが、
意識が低いと質の悪い記憶を選び出し、
他者に対して恨み辛みを抱きながら、
悲惨な人生を歩んでしまうのだといいます。
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おのずから高潔な人生を歩むことができますが、
意識が低いと質の悪い記憶を選び出し、
他者に対して恨み辛みを抱きながら、
悲惨な人生を歩んでしまうのだといいます。
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さて、五重塔のもう1階下、2階部分は「普遍的無意識」。
これはユングの提唱した普遍無意識を発展させた考え方だそうで、
個人を遙かに超えた、先祖や民族の記憶が保存されており、
太古のの昔の出来事に至るまで記録されているのだそうです。
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これはユングの提唱した普遍無意識を発展させた考え方だそうで、
個人を遙かに超えた、先祖や民族の記憶が保存されており、
太古のの昔の出来事に至るまで記録されているのだそうです。
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この普遍無意識には、
人類が集団的に幾度となく体験したはずの、
飢餓や疫病、災害、戦争といった
否定的な記憶も保存されており、
「闇の意識」と呼べるかもしれないといいます。
世界中で紛争が止まらないのは、
この普遍無意識に滞留する否定的記憶のせいだといいます。
人類が集団的に幾度となく体験したはずの、
飢餓や疫病、災害、戦争といった
否定的な記憶も保存されており、
「闇の意識」と呼べるかもしれないといいます。
世界中で紛争が止まらないのは、
この普遍無意識に滞留する否定的記憶のせいだといいます。
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そんな経験もしていない疫病や災害、戦争といったものが、
本当に自分の中に記憶としてあるのだろうか?
ちょっと疑問にも思いますが、
自分の生まれ育った文化というものを、
心はそれこそ「無意識」に、脳に刻んでいるのでしょうね。
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本当に自分の中に記憶としてあるのだろうか?
ちょっと疑問にも思いますが、
自分の生まれ育った文化というものを、
心はそれこそ「無意識」に、脳に刻んでいるのでしょうね。
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そして、こころの五重塔の最も深い部分には、
「光の意識」と呼ぶ領域があると筆者はいいます。
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これは人種や年齢、性別、信仰に関係なく、
万人に共有されているものだそうです。
「光の意識」と呼ぶ領域があると筆者はいいます。
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これは人種や年齢、性別、信仰に関係なく、
万人に共有されているものだそうです。
それは一つ上の無意識の闇のような長くて暗い夜のあとに
訪れる朝日のような存在だと筆者はいいます。
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こうした光の意識は、
おそらく厳しい修行の末にみられる様なもので、
宗教的に有名な人は皆この「光の意識」を感じ取ったのでは
ないかと思うのですが、筆者は、
万人に共有されているものゆえに、
上に乗っている「無意識の壁」さえ破れれば、
だれにでも体験できるものだといいます。
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訪れる朝日のような存在だと筆者はいいます。
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こうした光の意識は、
おそらく厳しい修行の末にみられる様なもので、
宗教的に有名な人は皆この「光の意識」を感じ取ったのでは
ないかと思うのですが、筆者は、
万人に共有されているものゆえに、
上に乗っている「無意識の壁」さえ破れれば、
だれにでも体験できるものだといいます。
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さて、こうした5層構造をした意識と無意識ですが、
この本のテーマは無意識との対話。
いかにして無意識と対話するということ。
*
そのあたりはまた明日。
この本のテーマは無意識との対話。
いかにして無意識と対話するということ。
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そのあたりはまた明日。