それにしても寒い!

歳をとってきたのでしょうか?
今年は特に寒さが厳しいように感じるのは僕だけでしょうか?

ま、こんなところで話す内容でもないのかも知れませんが、
今日はアンダーウエアのズボン下について。

このズボン下、いろいろな呼び方がありますね。
ステテコ、モモヒキ、パッチ、タイツ・・・
まあ、少しずつ違うのでしょうが、
いずれにしても現在のところ
僕はこの手のアンダーウエアを履いていません。

本当は寒いこの時期、アンダー-ウエアを履くと
暖かいだろうなと思うのですが、
一度履くようになってしまうと、
もう引き返せなくなるのじゃないかと躊躇してしまいます。

それにしても、
こうしたアンダーウエアの類いを履くことを、
僕は今まで中学生の頃から頑なに拒んできました。

その理由の一つは上に書いた様に、
一度履いたら引き返せない不安があるから。

でもそれ以外にも、
どうも小さな時のことがあるのじゃないかと思うのです。

その昔、まだ小学生のころの話。
その頃も今以上に寒い日がありました。
特に一軒家でしたから冬は寒い。
すると母親は僕に言います。
「今日は寒いから”パッチ”を履いて学校に行きなさい」
「え~!いやや!」

まあ、ステテコは夏の風物詩だとして、
パッチにせよ、モモヒキにせよ、
ああいうものは老人かせいぜい中年のおっさんが履くもの、
そう思っていた僕は即座に嫌だと反応しました。

そしたら、母親はさらに追い打ちをかけて言い放ちます。
「何を、伊達こいて!」
”伊達をこく”・・・この言葉は僕の心を打ち砕く言葉でした。

「伊達(だて)」とは、
本来は「おしゃれ」を意味する言葉で、
昔伊達政宗が派手好きだったことに由来するとか。
いい意味でも悪い意味でも使います。

でもここでの「伊達こく」は、
「なにを色気づいて、このガキ!」
という意味です。

それにしても、この「こく」という言葉、
あまり・・・というか相当品のない言葉です。
「屁をこく」「ウソこけ!」
と言ったふうにも使われる強烈な言葉です。

そうした言葉で、
「このガキ、色気づきやがって!」
みたいな感じで母親に言われた日には、
幼い頃の僕はすごすごと引き下がるしかありませんでした。

まあ、それがトラウマになってか(笑)、
思春期になると、逆に何が何でもパッチは履くものか!
となったのではないかと思います。
いつ頃からパッチなるものは履かなくなりました。

と、まあ、母親のせいにしていますが(笑)、
そうでなくとも、多感なお年頃ともなったら、
もし、そうしたおっさんくさいものを
履いていると同級生にでも見られたら
大変なことになります。
翌日には学年中に知れ渡って笑われる・・・

まあ、実際にはそんなことはないのでしょうけど、
昔はそんな風に考えて恐ろしくて履くことができなかった
というのが本当のところかもしれません。

まあ、今の若い人はどうなのかわかりませんが、
現代はおしゃれなインナーが多数ある様なので、
昔のようなそんなやせ我慢みたいなことはないかもね。

それにしても僕も歳相応になったのだし、
やせ我慢はこれくらいにして、
ズボン下を履く方がよいのかなとも思います。

また、このブログの中でも何回かとりあげてきましたが、
「冷え」はいろいろな病気のもとに
なっている可能性があります。

お時間のある方は、
左の検索欄に「冷え」と入れて検索してもらえば、
いろいろな話がでてきます。

身体を冷やさないようにしましょう!
そんなふうに言ってるくらいですから、
しっかり下半身を防寒するためには、
やっぱりズボン下を履く方がいいのかな、
そんなことを考えている今日このごろです。