結局のところ、今年はどうする!

前3回にわたって、昨年の1年の計をもとに
反省やら何やらわけのわからない文章を書いてしまいました。

今年の新年を、気持ち新たにスタートさせようと思ったのですが、
よくよく考えてみると、今ひとついパッとしません。

ま、いいんですけど。
目の前のしなければいけないことを、
いつもの様にこなして月日が過ぎていく。

それは、見方を変えれば、
”肩のちからをぬいて自然にまかせて生きていく”
ということでもあるかもしれません。
それも一つの生き方ではありますが、
それは一つ間違えば
ダラダラと惰性で生きていくのと同じことになりかねません。

日本人はお正月というものを
他の民族以上に大切にしてきた様に思います。

新年の迎え方としては、中華系の人々が祝う旧正月は、
日本人よりもっと華やかで賑やかですが、
新年に対する意味合いというか、位置づけという点では、
日本式の厳かなお正月というのもいいものだと思います。

年末に大掃除をして、家を清め、心を清め、
すがすがしい気分でお正月を迎える。
それによって気分をリセットでき、
新しい目標を掲げることで、
新たな活力がわいてくるように思うのです。

・・・なんて、書いてますが、実際のところ、
大掃除はほとんど嫁さんに任せっきりだし、
本当は機会があれば、
海外で年越しカウントダウンもいいなと思う自分もいます。

まあ、それでも、日本人のスピリットとして、
新年に際しては、新たな気分でスタートしたいものです。

また長々と駄文を書いてしまいました。
結局のところ、今年はどういう年にしたいの?

今年は医院を開業して20年を迎えます。
現状維持で水平飛行でいいやと思っていると、
知らず知らずに飛行機は高度が下がっていきます。
やはり少しでいいので上を向いて進んでいく努力が必要です。

特に新しいことを始めるというわけでもないのですが、
日々診療の時に、「もう少しここをこうした方がいいかな」と
思うことがあります。
そう思いながらも、心に余裕がなかったのか、
「今度時間ができたら」と先延ばしにしてきました。

具体的に言えば、前回も書いた、漢方の問診票もその一つです。
細菌検査の感受性検査の項目も開業当時から同じです。
一つひとつ見直しをしたり改良したりする必要がでてきています。
これらをじっくりと手直ししていきたいと思っています。

そうだ!今年のキーワードは「改善!改良!」にしましょう。
言わば、身体に染みついた余分な脂肪を落としていくようなものですね。

これはそっくりそのまま、本当の自分の身体にも当てはまりますね。
余分な脂肪を少しずつそぎ落としていく。
身体も「改善!改良!」でいきたいと思います。

・・・あーあ、宣言しちゃった!