その他、小さな頃の僕にとって、
センス・オブ・ワンダーは何だったのか?
そう思って頑張って小さな頃のことを思い出してみました。
けれど、意外に思い出さないものなんですね。
当時、つまり僕が子どもの頃は、
自然というものがあまりに普通で、
畏敬すべきものという感覚もなければ、
愛しいものという感覚も特にありませんでした。
まあ、それでも、いくつかは自然ってすごいなとか、
不思議だなとかおもっていたはず。
とりあえず、感動したとか、不思議に思ったとかでなくても、
小さな頃の記憶で残っていることを
書きだしてみるだけでもいいかな。
たとえば・・・
・お宮さんの境内で草野球をしていて、日が暮れてきた。
もうボールも見えにくくなってきた頃、手を双眼鏡のようにして、
眺めてみると、結構暗くてもよく見えたこと。
・冬の雪が良く降った数日後、
田んぼを横切りながら歩いていたら川の畔にネコヤナギ。
あれは綺麗でした。
・やはり冬、軒から大きく垂れ下がるツララを見ながら、
美しいなと思いました。
・夏の空の青さと入道雲の白さ
・秋のお宮さんでの燈明というお祭り。
この日だけは大人公認で火遊びができました。
昼間に採ってきておいたガマの穂に
菜種油を染みこませて火をつけます。
その火のついたガマほ穂を振り回して遊ぶのが楽しかった。
まあ、こんな風に断片的にはいくつか思い出すのですが、
それにしても、のめり込むように興味を持って追いかけた
という記憶はほとんどありません。
小学生の頃って何をしていたのかな?
もう少し記憶をたどってみます。
センス・オブ・ワンダーからは少し外れるかもしれませんが、
小学生の頃、僕が熱中していたこと・・・
・迷路書き
そういえば手作りで迷路を書いていました。
A4用紙程度の紙に一面に迷路を書いたりして。
・超能力の開発(笑)
念力を身につけようと板谷少年は考えました。
鉛筆に1~6の数字を書いてひたすら一つの番号を念じて、
鉛筆を転がして出た数字を記録していく。
確率が1/6より上がるかを確かめていました。
結果は・・・ふふふ。
神秘的なことに対する興味を
センス・オブ・ワンダーと言うなら、
これは、ある意味センス・オブ・ワンダーかもしれません。
でも、これは一つ間違うと変な方向に行ってしまうかも。
そういえば、僕じゃなくて、僕の子どもですが、
小さな頃、ほうきにまたがって空飛ぶ練習をしてました(笑)。
ちょっと跳び上がっては、
「少し飛べたかも!」
なんてやってましたね。
あれは僕に似たのかもね。