本:センス・オブ・ワンダー(The Sense of Wonder)2

その他、小さな頃の僕にとって、
センス・オブ・ワンダーは何だったのか?
そう思って頑張って小さな頃のことを思い出してみました。

けれど、意外に思い出さないものなんですね。
当時、つまり僕が子どもの頃は、
自然というものがあまりに普通で、
畏敬すべきものという感覚もなければ、
愛しいものという感覚も特にありませんでした。

まあ、それでも、いくつかは自然ってすごいなとか、
不思議だなとかおもっていたはず。
とりあえず、感動したとか、不思議に思ったとかでなくても、
小さな頃の記憶で残っていることを
書きだしてみるだけでもいいかな。
たとえば・・・

・お宮さんの境内で草野球をしていて、日が暮れてきた。
もうボールも見えにくくなってきた頃、手を双眼鏡のようにして、
眺めてみると、結構暗くてもよく見えたこと。

・冬の雪が良く降った数日後、
田んぼを横切りながら歩いていたら川の畔にネコヤナギ。
あれは綺麗でした。

・やはり冬、軒から大きく垂れ下がるツララを見ながら、
美しいなと思いました。

・夏の空の青さと入道雲の白さ

・秋のお宮さんでの燈明というお祭り。
この日だけは大人公認で火遊びができました。
昼間に採ってきておいたガマの穂に
菜種油を染みこませて火をつけます。
その火のついたガマほ穂を振り回して遊ぶのが楽しかった。

まあ、こんな風に断片的にはいくつか思い出すのですが、
それにしても、のめり込むように興味を持って追いかけた
という記憶はほとんどありません。

小学生の頃って何をしていたのかな?
もう少し記憶をたどってみます。

センス・オブ・ワンダーからは少し外れるかもしれませんが、
小学生の頃、僕が熱中していたこと・・・

・迷路書き
そういえば手作りで迷路を書いていました。
A4用紙程度の紙に一面に迷路を書いたりして。

・超能力の開発(笑)
念力を身につけようと板谷少年は考えました。
鉛筆に1~6の数字を書いてひたすら一つの番号を念じて、
鉛筆を転がして出た数字を記録していく。
確率が1/6より上がるかを確かめていました。
結果は・・・ふふふ。

神秘的なことに対する興味を
センス・オブ・ワンダーと言うなら、
これは、ある意味センス・オブ・ワンダーかもしれません。
でも、これは一つ間違うと変な方向に行ってしまうかも。

そういえば、僕じゃなくて、僕の子どもですが、
小さな頃、ほうきにまたがって空飛ぶ練習をしてました(笑)。
ちょっと跳び上がっては、
「少し飛べたかも!」
なんてやってましたね。
あれは僕に似たのかもね。