先日、午後の診察を終えて家に帰った時のことです。
一息ついた時に、玄関のピンポンがなりました。
宅配便です。
こんな時間まで大変やねえと思いながら玄関に出てみると、
宅配便のおじさんが、荷物をあらためてほしいと言います。
何やら、荷物のダンボールの底が濡れているらしく、
荷物から汁が垂れているらしいのです。
荷物は嫁さん宛のものでしたが、
あいにく嫁さんは実家に帰っていて不在です。
そこで僕がその場で箱を開けることになりました。
中を見てみると、たくさんのイチジクでした。
荷物は嫁さんの叔父さんが送ってくれたものでした。
叔父さんの家は梨を作っている農家で、
イチジクは商品ではないのですが、
自分の家で採れたものを、
今回もイチジクはパックにきちんと入れられていたのですが、
少し熟しているものが多くて、
ダンボールが濡れていると言ってもごく軽くで、
他の品物にご迷惑をかけるには至っていなかったので、
とりあえずは、中身の確認だけですみ、
宅配のおじさんは帰って行きました。
さて、困りました。
この熟したイチジク、どうしたものか。
4パックあります。
実は僕にとってイチジクは果物の中ではやや苦手な食べ物です。
僕はあまり好き嫌いはない方なのですが、
そんな中ではイチジクは食べるには食べられますが、
大好きというわけではありません。
嫌いというほどではありませんが、
好きよりは小さく、
嫁さんは翌日の夜にしか帰ってない予定です。
さて、どうしたものか。
そう考えているはなから、イチジクの入ったは段ボールからは、
すっぱい、少し甘い匂いが漂ってきます。。
(明日につづく)