秋の七草

ちょっと前に近所を散歩しながら写真を撮っていました。
というか、写真が撮りたいがために近所を散歩しておりました。

最近、草津では旧草津川の跡地を整備して公園ができました。
草津川の堤防をあがり、しばらく公園を散策。
確かにたくさんの草花が植えてあり、
写真撮影の練習にもってこいです。

撮影後、家に帰って名前の分からない草花や虫など、
ネットを駆使して探していきます。
そうしたら、
知らない黄色い花がオミナエシであったことがわかりました。

他に今回、キキョウとナデシコも撮りました。
そうすると、思い出すフレーズがでてきます。
「ハギ、キキョウ、オバナ、ナデシコ、オミナエシ、クズ、フジバカマ」
そう!秋の七草です。
おっ!結構そろってきてるじゃん!

そう思ってもう一度撮った写真を見てみると、クズもありました。
柵に巻き付いている姿が面白いかなと思って、
その時はクズだと意識していたわけではないのですが撮れていました。

そうすると、あとはハギ、オバナ、オミナエシです。
そう思って残念がっていたら、
最後の方で撮った写真がネットで見てみたらどうもオミナエシっぽいのです。
(ま、後で見ていただきますが、オミナエシでなかったらご容赦を)
あと2つ!

オバナというのはススキのこと。
あんなにたくさん堤防にススキは生えているのに、
全く関心を示さずに通り過ぎていたということです。
うーん、注意力不足ですな。

「あと、ハギとススキが撮れたら七草完成なんだ」
と嫁さんに言ったら、
「ハギなんてそこら中に植わっているじゃない!」
と言ます。

ま、確かに、花札にもハギは出てきます。
けど、全くノーマークでした。

昨日、ひがんばなの撮影のお話をしましたが、
先日のドライブでは彼岸花の撮影に加えて、
もう一つのミッションはハギとススキを撮ることでした。

そうして、車で琵琶湖沿いを少し走らせて行くと、
水生博物館の近くの駐車場にさしかかりました。

このあたり、いいんじゃない?
というので、駐車場に車を止めて出てみると、
すぐさま薄いピンク色した花をつけた低い木が目に留まりました。

これこれ!ほら、もうハギの木、見つかった!
と嫁さんは言ってくれました。
さらに、すぐ隣にはススキが穂をだしているのもみられ、
あっけないうちに七草完成することができました。

ただ、ハギの花はいささか旬を過ぎていて
あまり綺麗ではないのが残念なところです。

それでは、秋の七草です。
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ハギ:ちょっと綺麗に撮れなかったので、モンキチョウを添えておきます。
よく見ると蝶の左にイトトンボ(?)もとまっています。

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キキョウ:虫はクロウリハムシ

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オバナ(ススキ)

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ナデシコ

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オミナエシ:小さな蛾でしょうか?とまっています。

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クズ:根は葛根で薬用になります。

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フジバカマ(たぶん)