今年の7月に下関で耳鼻咽喉科臨床学会が行われます。
今回はこの下関の学会に参加することにしました。
学会に参加する場合、
勉強になりそうな講演・講義を聴いたり、
気になった発表を聴いたりするのですが、
今年も、昨年に続いて何を血迷ったのか、
一つ発表することにしました。
といっても、
医学会に新風を巻き起こす様な斬新な考え方とか、
今まで知られていなかった新しい画期的なことを発見とか、
そんな大それたことを発表はできません。
まあ、それでも、たまには何かやってみようかと思って、
ポスター演題にエントリーしました。
今回は、動脈硬化に関わること。
そこで、動脈硬化に関する実用書から一つ紹介。
以前、自分の耳鳴りを発端に、
動脈硬化について書いた本の紹介をしました。
>本:脳梗塞・心筋梗塞は予知できる1
>本:脳梗塞・心筋梗塞は予知できる2
>本:「しなやかな血管」で若返る!
今回はその第3弾。
『一生切れない、詰まらない 「強い血管」をつくる本』 島田和幸,永岡書店
著者の島田先生のプロフィールを見ますと、
1981年~1991年まで、我が母校、高知医科大学で
講師として勤務されていたとあります。
おそらく習っているハズなのですが、
お顔を拝見すると覚えがあるような気もするのですが、
あまりよく覚えていません。
島田先生ゴメンなさい!
同級生に会ったら聞いてみようっと。
さて、本の内容としては、
今までに動脈硬化について興味を持って、
最近では色々な雑誌や健康番組などでも、
動脈硬化について取り上げられることが多いので、
どこかで目にしたことの話が多いですが、
これから動脈硬化について詳しく知りたいという方には
とてもわかりやすい本だと思います。
中でも減塩については、
単に「塩分を減らしましょう!」ではなくて、
「攻めの減塩」と「守りの減塩」に分けて具体的に書かれてあり、
参考になると思います。