昨日は不安やうつに対して、
身体の方から矯正していこうというお話を書きました。
今日は食べるものを中心に。
『「うつ」が消える食べ方&レシピ』 監修 有田秀穂、料理 弥富秀江
ストレスの多い現代社会では
「うつ」傾向の方がたくさんいらっしゃいます。
このうつ傾向は、
最近の脳科学によると
脳内のセロトニンという物質の低下によって
引き起こされると言われています。
脳内のセロトニンを増やすには
1.太陽の光をよくあびる
2.リズミカルな運動(咀嚼(よく噛むこと)も含む)
3.コミュニケーション・スキンシップ
4.原料となる必須アミノ酸トリプトファンをしっかり摂取する
5.ビタミンB6・炭水化物もしっかり摂取する
ビタミンB6や炭水化物は、
トリプトファンからセロトニンを合成する時に必要です。
トリプトファンを多く含んだ食品としては、
豆類・大豆製品
卵
乳製品
ナッツ類
青魚
こうしたものを多くとるとよいそうです。
と書きましたが、
まあ、他にも、ビタミンC、カルシウム、DHAなども
あった方がいいそうで、
結局、まんべんなくいろいろなものを食べていればいい
ということではあるのですが・・・
ところで、
セロトニンは、そのまま眠りの物質メラトニンに変化します。
こうしたセロトニンを増やす食事は不眠症にも使えます!
まあ、確かに、うつの一つの症状は不眠ですからね。
ただし、重症のうつ病になってしまうと、
食事を作ることはおろか、
食べることさえできなくなってしまいますので、
そうした場合はきちんと医療機関を受診してください。