本:2週間でしつこい「悩みグセ」とサヨナラする本2

強制的にでも笑顔をつくることは、
ひょっとしたら気持ちを柔らかにするための
一つの矯正の道具になるかもしれない。

そんなことを昨日書きました。

なかなか現実として問題が目の前に横たわっていると、
そんな気になれない!
そう言われてしまいそうですが。

ところで、心の矯正ギブスにはもう一つあると思います。
それは、以前このブログで紹介しました、「歩くこと」。

歩くと幸せホルモンと呼ばれているセロトニンが増える
のだそうです。
http://www.itaya.or.jp/?p=2646
(「そうです」と書いたのは、、本来、その出所を、
一次情報で確認すべきなのですがそこがができていません。
すみません。)

ただ、実感としては、まあ、なんとなく長時間歩いていると
だんだんと無心になってきて、
心が晴れてくるようなことは経験があります。

患者さんが心療内科でもらっている薬の中で現在最も主流なのが、
セロトニン取り込み阻害剤(SSRI)かそれを含むSNRI。
脳に足りなくなったセロトニンが減らないようにする薬です。

だから歩くことで本当にセロトニンが増えるのなら、
SSRIやSNRIは必要なくなってくるというわけです。

・・・ただ、これは、あくまで軽症の人の話で、
中等度以上のうつがある人は、きちんと診察を受けてください。
また、こうしたSSRIやSNRIは急にやめるとリバウンドがあるので、
勝手にやめないようにご注意ください。

頑張って歩けば、イヤな気分がましになるかも、
お金もかからないので、時間があったら頑張って歩きましょう!
というお話です。

話が脱線してしまいました。
今回の「悩みグセ」とサヨナラする本に戻ります。

口元を上げるだけでも、表情がかわるし、
気持ちも変わってくると著者はいいます。

そして、もう一つおすすめされているのが、
顔のコリをほぐすこと。

顔って結構凝っているんだと、僕も最近知りました。
肩や首のコリは実感しますが、
顔のコリって、あまり実感ありませんでした。
でも、顔を嫁さんにマッサージしてもらうと、
飛び上がるように痛いのでわかります。

そんなに鉄面皮になっているつもりはないのですが。
それとも、ふだん患者さんに、
できるだけ笑顔で接しようとしているのですが、
実はこれは
愛想笑いでひきつっているということなんでしょうか?
そんなつもりはないのですがね。

まあ、顔がコリやすいということだけは確かなようです。