昨夜は、低い音でゴロゴロと鳴っていましたね。
春雷。
冬の終わりです。
↑ちょこっとだけ雷が見えたので撮影してみました。音はありません。
「春雷」についてググってみましたら、
”「春雷」を「春に鳴る雷」とだけ説明する辞書は手抜きだと思う ”
という表題で書かれたブログがありました。
http://kininarukotoba.hatenablog.com/entry/2014/09/27/235643
まあ、僕も単に春先の雷、季節の変わり目、
冬も終わりだよと告げる雷という認識でした。
このブログの後半に、
『平成ニッポン生活便利帳』(現代用語の基礎知識2008年版付録)
からの引用がありますが、これがなかなかいいですな。
>春雷(しゅんらい)
春によく見られる雷。春の季語。特に立春を過ぎてから初めて鳴る雷を初雷(はつらい)という。また、二十四節気の啓蟄(新暦3月5日頃)の頃によく鳴ることから、春を知らせ、虫たちを目覚めさせると考えられ、「虫出しの雷」とも呼ばれた。時折雹(ひょう)を降らせることがあるが、積乱雲による夏の雷のような激しさはない。
確かにもうすぐ啓蟄です。
そろそろいろんな虫も出てくるわけですね。
ま、これはあまりありがたくはないですが。
雷って、すぐ近くで鳴ると怖い。
でも、ちょっと遠くで鳴っているのを聴くぶんには
何か心を揺すぶられる感じがします。
(雷の被害に遭われた方からすると不謹慎で申し訳ありません。)
真夏の雷雨はともかく、
遠い雷は季節の移り変わりを感じるから。
夏の終わりの雷、
秋の終わりの雷、
これらは少しもの悲しい感じがします。
それに対して冬の終わりの雷は、
これからやってくる春の先駆け。
そろそろ畑仕事が忙しくなってくる頃です。
スギ花粉症もだいたいこの頃から開始。
花粉症の人にとっては春は苦手な季節かもしれませんが、
対策をバッチリやって、
移りゆく季節をお楽しみください。