先日、健康診断の結果、
胃の透視(バリウム)検査でひかかったため、
精密検査として胃カメラを受けてきました。
先にお話しておきますが、結果は大丈夫でした。
(よかった。ほっ!)
僕は毎年、健診で胃の透視をしてもらっていましたが、
最近は健診としての胃の透視はあまり行われなくなっていると、
インターネットで見かけました。そうなんだ。
自分の専門領域以外の医学の知識は
大分古くなってきていている様です。
僕の頭の中では、胃がんに対する取り組みは
未だに「がん回廊の朝」だもんな。
確かに胃透視で引っかかれば、結局胃カメラをすることになるのだし、
30分くらいで胃カメラできることを考えたら、
今後胃カメラでもいいかなと、今回思いました。
ところで、健診で異常を指摘されるとドキっとしますね。
僕も、「ついに来たか・・・」と思いました。
年齢的にはいつ癌になってもおかしくない年齢になってきました。
実際に親父は癌で早くに亡くなりました。
ですから、若い頃は父が亡くなった年齢を超えるというのが、
自分が生きる一つの目標でした。
ありがたいことに、この目標は5年ほど前にクリアされました。
そうすると次は祖父の年齢が目標ですが、
これにはまだ20年近くかかります。
いずれにしても、父の年齢を超えたあとは、
日々、神様に感謝して生活をしています。
(ここで言う「神様」は特定の宗教的なものではなく、
漠然としたサムシングゴッドみたいなものですが。)
とは言うものの、
それなら日々精進をしているかと言えば、
恥ずかしながら、そんなに聖人君子的な生活はできていません。
ついついお酒は飲み過ぎるし、
根が卑しいものですから、
お腹いっぱい食べ過ぎてしまうこともしばしば。
その結果がメタボのお腹です。
運動も何かと理由をつけてはサボって、
スポーツクラブも入会しているとはいえ、
1ヶ月に2回がなかなか行けません。
患者さんには、
「運動を頑張ってしましょうね」とか、
「ウォーキングがいいですよ」
なんて言っておきながら、自分ではほとんどできていません。
今回、健診でひかかったのは、
「おまえ、ちょっとええ加減にしなさい!」
という、神様からのメッセージなのではないかと思っています。
・・・まあ、こんなことを言えるのは、
結果が問題なしだったから言えることではあるのですけど。
健診の結果が帰ってきてから、
胃カメラをするまで、2週間ほどありました。
その間、最近何年もさぼっていた腹筋やら腕立て伏せ、スクワットを、
日々の生活のちょっとした合間にするようにしました。
お酒も、もう少し欲しいなと思いながらちょっと自重するようにしました。
(まあ、それでもちょっとですけど)
考えられる、身体にいいことをちょこっとですがやってみて、
(ちょこっとしかやらないところが僕らしいですが(笑))
まあ、それでも、悪い結果がでたら、
それはそれで真摯に受け止めよう!
そう思って胃カメラに臨みました。
(まあ、大袈裟な!と言われそうですね)
そんなもんですから、
この2週間ちょっと、生活に緊張感がありました。
なんだ、やればできるじゃん!
いかに普段惰性的に過ごしていたんだろうとちょっと反省。
今回は幸い「問題なし」の結果をいただきましたが、
これを機会に、少し自制的な生活を維持したいなと
考えている今日このごろです。