『脳梗塞・心筋梗塞は予知できる』 真島康雄 著,幻冬舎
お盆となりました。
ちょうど1年前、この時期に家族で九州を旅行しました。
宗像大社、高千穂、熊本を巡りました。
その後、熊本で大きな地震がありびっくりしました。
被災された方々のお見舞い申し上げます。
嫁さんと僕は、
九州旅行の最後に久留米に立ち寄りました。
そこで、とある内科クリニックで
診ていただくことにしていたのでした。
それが、この本の著者、真島康雄先生のクリニック、
真島消化器クリニックでした。
僕は5年、いやもっと・・・10年近くなるでしょうか、
耳鳴りがしています。
まあ、困っているわけではありませんが。
耳鼻咽喉科の医師でありながら、なんという不甲斐なさ・・・
あんた、自分の耳鳴りも治せないのか!
と、人によっては軽蔑されそうですが、
それだけ難しいんです。耳鳴りの治療は。
僕の普通の聴力は正常範囲で、
まだ老年性難聴もでてきていないのですが、
以前学会で8000Hzより高い周波数の聴力を測定できる器械が
展示されていたので、その場で体験してみたところ、
10000Hz付近で急激に落ちていることがわかりました。
なるほど、これが耳鳴りの原因か。
そんなもんで、
耳鳴りの治療は難しいんですと言い放ったままではいけませんので、
自分でもいろいろ試してみています。
その中の一つが、動脈硬化との闘いです。
結局老年性難聴やそれに伴う耳鳴りというのは
動脈硬化が原因ではないかと考えます。
そう考えていくと動脈硬化について俄然興味がわいてきました。
そうなると自分の血管の動脈硬化度が気になり出しました。
確かに、ここ3,4年健康診断に行くと、
拡張期血圧が上がってきているのを指摘されていました。
(今は、循環器の先生に診てもらって少し下がりましたが、
最終的には運動不足なんでしょうな、やっぱり。)
ちょうどたまたま、滋賀県医師協同組合の器械のパンフレットに
血管内皮機能検査機器でEndo-PATというものが
ディスカウントセールとして紹介されていたので、
デモをしてもらうことにしました。
動脈硬化は血管内皮機能の低下からまず起こってくるらしいのです。
そこでデモをしてもらって愕然!
計測される指標が危機レベルになっていました。
あとで調べてみると、
もともと心筋梗塞をされている人などでは、
再発率がグンとあがるのでそういう人は厳重な管理が必要ですが、
それ以外では要注意として、
まずは生活習慣を改善していくことでいいようです。
まあ、それでもあまり気持ちのいいものではありません。
いろいろと本を読んだり、インターネットで調べたりしていくうちに、
この本に巡り会いました。
それと同時に、ネットでもホームページを拝見しました。
http://majimaclinic22.webmedipr.jp/
ちょっと長くなったので続きは明日。