祇園祭2

祇園祭について、行ってみてわかりました、
何にも知らなかったんだなと。

祇園祭と言っても、僕が知っていたのは、
7月中旬から山車が通りにでてきて、
コンチキチンとなっている。
宵々山、宵山と徐々に盛り上がって、山鉾巡行を迎える。
平安時代くらいに始まった八坂神社のお祭りで、
疫病を鎮めるために行われるようになったのだと。
それ以外はなーんにも知りませんでした。

そこで帰ってきてからインターネットで
いろいろと調べながら写真を整理していたので遅くなりました。

ま、そんなわけで、
写真の撮影ポイントが今ひとつわからず、
あー、来た来た・・・カシャンカシャン!
という感じで撮ったので拙い写真でちょっと残念。

また、コンチキチンの録音ですが、
まあ、雑踏の音も一緒に拾ってしまうので、
聞きづらいかもしれません。
しかし、この方が臨場感があるかと思いアップしてみました。
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山鉾巡行2016

6分10秒とちょっと長いですが、
お時間ある方は聴いてみてください。

長刀鉾が通過したあとの山鉾の後ろの絵(見送り)に
見とれていると、妙な音が聞こえてきました。

シャリーン・・・シャリーン・・・

何の音だろう?
よーく見ると、山鉾の前を歩く人が鉄の杖を持っています。
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ああ、これか!
この鉄の杖を引きずる時の音だったんですね。
他にも、竹竿のようなものを引きずる人もいます。
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どうもネットで調べてみると、
「先触れ」と言うみたいですね。
あの音で、悪疫を追い払うののでしょうか?

そのあとにも次から次へと山鉾が続きます。
前懸・胴懸・見送りが見事です。
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また、ご神体などもそれぞれ個性があって、
一つひとつ見ていくと楽しそうです。
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これは蟷螂山。カマキリが上に乗っています。
動くんですね。
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これは、琴の名人であった伯牙が手に斧を持ち、
琴を割ろうとしている場面だそうです。
・・・と言いながら、その出典を知らなかったのですが。

最後に四条河原町の辻での方向転換。

大きな山鉾の車輪の下に竹をひいて、
大人数で強引に引っ張って向きを変えるのですね。
さすがに大きな山鉾が向きを変える時、
うまくいくと歓声があがります。