先日、草津のマルト農産さんの農園を見学させていただきました。
うちの嫁さんが偶然そこの方と知り合いになっていたのですが、
ちょうどトマトとメロンが旬の季節を迎え、
購入かねがね伺ったのでした。
草津は京都から電車で20分というロケーションもあり、
近年開発が進んできて、
駅前にはたくさんのマンションも建ち並ぶようになりました。
しかし、車で西に15分も行くと琵琶湖に突き当たります。
その一角にたくさんのビニールハウスが並んでいて、
今やその美しい風景は、「白波よせる近代農場」として
草津八大名所の一つとされています。
天気はあいにくの雨でしたが、
訪問した作業場では
ツバメの子どもたちが迎えてくれました。
なんでも今年は２回目の孵化だそうです。
そんなこともあるんだ。
また、傍らには袋詰めを待っている
トマトたちがいました。
さて、下の写真は、ビニールハウスの中のトマトです。
写真ではわかりにくいですが、
人の背丈以上に育ったトマトの木が何列も整然と並んでいて圧巻です。
見せていただいたこのハウスは、
今はまだ青いトマトがほとんどで、
来週くらいから赤くなって収穫時期を迎えるそうです。
写真ではちょっと
わかりにくいですが、
このビニールハウスは
二重に覆われています。
中のビニールは
気温に合わせて移動して
ハウスの中の温度を
調節しているそうなんです。
それにしても、この時期
ハウスの中は
かなり暑くなります。
みなさん、早朝に仕事をして
昼間は家に帰って
他の仕事をするのだとか。
トマトもメロンもハチで交配させるそうです。
メロンの場合はミツバチで、
トマトの場合はマルハナバチという
ハチを用いるそうです。
ミツバチは
入り口を開けたままにしておいても
巣に返ってくるそうですが、
マルハナバチは
外に出てしまうと帰ってこないそうで、
入り口の網をきちんと
閉めておかなければいけないのだとか。
初めて知りました。
こちらのハウスではメロンの収穫が終わり、
今はしばし休息の様です。
それにしても、向こうがかすむくらいの長いハウスです。
ここで採れたトマトです。
さっそく食べてみました。
美味しい！
嫁さんの友人たちも別格に美味しいと大評判です。
同じくメロンです。
こちらは、食べごろになるのはもう少し先の様です。
こうした美味しい野菜や果物が
顔のわかる人から購入できるというのは贅沢なことだと思います。
ありがたい環境ですね。
マルト農園さんは、ご親族で農園をされているそうです。
みなさん気さくな方ばかりで、アットホームな雰囲気の中、
楽しく農園を見学することができました。
ありがとうございました。