みなさんゴールデンウィークはいかが過ごされましたでしょうか?
我が家は子どもの下宿の掃除に東京に行ってきました。
と言っても、掃除をしてくれるのは嫁さんで、
僕は単に遊びに行ったのでしたが。
嫁さんに掃除をしてもらってる間、
僕は色々な催し物を見て回っていました。
一番の目玉の催しものは、「若冲展」でした。
http://www.tobikan.jp/exhibition/h28_jakuchu.html
昔、京都相国寺でプライスコレクションがやってきた時にも
行きましたので多くは観たことがあって、
以前のように度肝を抜かすということはありませんでしたが、
今回改めて観てみると、やっぱり絵の緻密さに感心しました。
若冲は40歳になって家業や家督を弟に譲って、
それから絵画への道を歩み続け、
結局84歳まで長生きしたといいます。
昔の40歳って、
今の60歳くらいのイメージなんじゃないでしょうか。
大したものです。
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若冲展以外にもいくつかの写真展を観ました。
銀座のリコーイメージングスクエア銀座では、
『写真展「Screen Lovers」-甦るハリウッドのあの名シーン-』
が開かれていました。
「エデンの東」:ジェームス・ディーン&ジュリー・ハリス
「風と共に去りぬ」:クラーク・ゲーブル&ヴィヴィアン・リー
「パリの恋人」:オードリー・ヘップバーン&フレッド・アステア
「汚名」:ケーリー・グラント&イングリッド・バーグマン
などなど。
うーん、「パリの恋人」と「風と共に去りぬ」は観たことがあるのですが、
あとは意外に観たことがない。
きれいな映画のワンシーンですが、僕にはちょっと古かったかな。
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次に観たのが、
『井津建郎 写真展「ブータン 内なる聖地」』
(新宿 コニカミノルタプラザ)
僕の知り合いの先生が先日ブータンに
1ヶ月ほど医療のお手伝いに行かれてました。
設備も何もかもが不十分なところで、
四苦八苦されたというのをfacebookで見ていました。
(その先生にはすごくいい体験だったと思います。)
そんな話を読んでいたからでしょうか、
アンテナが開いていたのでしょう、
ブータンに関する情報が目に飛び込んできました。
『風の旅人』というすごい写真雑誌があるのですが、
その編集長の佐伯さんが紹介されていた記事でした。
それは、何年にもわたってブータンの文化や人々をとり続けてこられた
井津建郎氏の写真展でした。
ちょうど、東京に行くことが出来る機会でしたので、
この写真展を是非観てみようと思って出かけていきました。
今でこそ、高性能な一眼レフのカメラや、
コンパクトなデジカメでもそこそこに描出されるようになったわけですが、
そんな中、大型のカメラを用いて
白金の印画にこだわったその写真は圧巻です。
ブータンの匂いを感じました。
長くなってきたのでつづきは明日。