2016.4.21夢日記
バスに乗っている。誰かのお見舞いに行く途中のようだ。
自分の座席と通路を隔てた隣の席に小さな女の子が座っている。
後ろの席を見ると、SMAPの木村拓哉さん似の人が座っている。
斜め前の席には、先輩医師のA先生が座っている。
ふと前の席の目を向けると、小さなポーチが掛けてあって、
中にはリコーダーが数本さしてある。
隣の女の子は先ほどからそのリコーダーが気になっている様だ。
リコーダーは、乗客がバスの中で退屈になった時に、
自由に吹いてもいいように置いてある様だ。
でもなぁ、人が吹いたリコーダーなんか、ちょっと抵抗あるなぁ・・・
そう思っていると、女の子が1本のリコーダーを手にとった。
吹いてみようとしたが鳴らない。
すると、後ろの木村さん似の人が別のリコーダーを手に取った。
そして吹き始める。
すると僕も吹きたくなった。
僕も中学生の頃は上手かったんだぞ!(←ウソウソ)
でも、人の吹いたリコーダーはやっぱり嫌だなぁ・・・
そう思っていたら、リコーダーのすぐ横にアルコール綿が。
ああ、これで口を綺麗にして吹けばいいのだ。
僕もリコーダーを1本手に取った。
最初はソプラノのリコーダー。
でも何か変。指の抑える位置が微妙に違う。
これは吹けないな。
そこで、別のリコーダーを手に取る。
今度はアルトのリコーダーだ。
アルコール綿で丁寧に吹き口を拭いて鳴らしてみる・・・鳴らない。
四苦八苦して鳴らそうとしている時に目が覚めた。
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25年ほど前に、たまに夢日記をつけたことがあります。
枕元にノートを置いておいて、
目が覚めたときに夢を覚えていたら書き留めます。
書いているときには、まじめに書いているつもりなんですが、
あとで読み返してみると荒唐無稽で結構笑えます。
そこで、6,7年前だったかと思いますが、
1年間ずっと夢日記をつけてみました。
ひょっとしたら、何かすごいものが出てくるかも・・・
自分の深層心理とか、人類共通の集合的無意識にアクセスできるかも!
そんな思いで書き始めました。
結果的には・・・何も出てきませんでした(笑)。
残ったのは駄文だけ。
でも、面白くて今でもたまに読み返してみます。
1年間夢日記を書きましたが、結局1年でやめました。
毎朝夢を書き留めるのって、結構疲れるんです。
といっても、もちろん目が覚めた時に覚えていた時だけなんですが。
夢って、印象度の強さでも違うのですが、
基本的には目が覚めると同時にどんどん忘れていきます。
書き留めようと立ち止まると、立ち止まった瞬間から消えていきます。
ちょうど乾いた砂を手ですくい上げた時に
指の隙間から砂がこぼれ落ちるのに似ています。
それを必死で思い出して書き留めるのですが、疲れます。
夢って不思議ですね。
夢日記を書こうと思ってノートを枕元に置いて寝ると、
結構毎晩みるようになります。
だけど、もうやめようと思った途端、
ほとんど見ることができなくなりました。
でも、たまに朝起きても覚えている夢があったら
書きだしてみたいと思います。
駄文ですけど、荒唐無稽さを楽しんでもらえたならと思います。