季節の移り変わりと病気

ちょっと前まで、患者さんの来院も落ち着いてきていて、
滋賀医大の花粉情報
をみても、
もう、ヒノキ花粉もそろそろ終わりだな、
そう思っていました。
ところが、ここ数日、急にアレルギー症状がひどくなったと言って
来院される患者さんが増えてきました。

まあ、ブナ科の花粉は結構飛んでいますので、
そうした花粉によるアレルギー症状かもしれません。
また、滋賀医大の情報ではイネ科はまだまだ少量ですが、
草むしりなどをしていると、
今の季節でも結構、花を咲かせている雑草を目にすることを考えると、
ハルガヤのような雑草の花粉に反応されているのかもしれません。

桜の花は散るのを見るのは寂しさを感じますが、
その後に出てきた若い葉っぱが生い茂ってくるのを見たり、
山々の緑が深くなってくるのを見ると、
やっぱりこの季節も素敵だなぁと思います。

視覚だけでなく、よく耳をそばだてていると、
小鳥の鳴き声も最近よく聞くことができます。
残念ながら、何という名前の鳥か僕にはわかりません。
野鳥の名前と鳴き声がわかるようになれば、
それもまた生活が楽しくなりそうです。
ちょっと調べてみることにしましょう。

さて、季節の移り変わりで、来院される患者さんの病気もまた、
多少移り変わりがあります。
この数日内耳の病気の人が増えています。

急に耳が聞こえにくくなった。
耳が詰まった感じがするけど、耳抜きをしても治らない。
めまいがしてきた・・・などなど。

流行病(はやりやまい)じゃあろまいし、
不思議なんですが、
何故か同じ日に似たような患者さんがいらっしゃいます。

どうも、気温の変化が激しい時などに内耳の病気が多い気がします。