写真は、僕が普段愛用しているペーパーナイフです。
持った感じの重さもちょうどよくて、
封筒を切るのにすごく使いやすくて、
しかも刃先はホッチキスの針を外すのに、
これまた使いやすくて重宝しています。
このペーパーナイフ、実は
もともとは抗生物質クラリスの発売記念の販促グッズとして
製薬会社さんからいただいたものでした。
今年そのクラリスは発売25周年だそうです。
そうすると、このペーパーナイフは
25年ずっと使っていることになります。
昔は、こうした反則グッズ・・・おっと変換間違い!
販促グッズを製薬会社さんからいただくことが時々ありました。
まあ、いただいておきながら失礼な話でもあるのですが、
いただいたからといって、
それで処方が変わるということはありません。
つまり、ここはセフェム系の抗生物質が必要だと思っているのに、
わざわざマクロライド系の薬を
無理して処方することはありません。
ま、そんなんですから、
費用対効果が悪いと思われたのか、
近年こうした販促グッズというのは減りました。
僕達処方をする側も、
物のやりとりなどで処方を決めていると、
世間の人に思われたくないですから、
販促グッズというのはなくてもいいと思います。
ただ、こうしたペーパーナイフみたいなものは、
自分でわざわざ買うということをしません。
少なくとも僕はそれまで使ったことがありませんでした。
もらって使ってみて、
初めて使い勝手がいいのに気がつきました。
そこいうものに出会う機会も減ってしまうとしたら
それはそれでちょっと寂しいなぁとも思う今日この頃です。