建部大社参拝と本:日本霊学入門

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昨日は久しぶりに建部大社にお参りしてきました。

先日、ハイデッガーなる哲学者を出してきて、
「現代は神の不在の時代だ」なんて話を書きました。
僕はハイデッガーの考え方は好きですが、
全く宗教心がないというわけでもありません。

特に日本的な八百万(やおろず)の神という考え方は好きです。
万物には神様が宿るという考え方が好きです。
そして、日々感謝してすごす。
その感謝の気持ちを示すのがお宮さんのお参りです。

10年以上前、書いた記事からの引用です。

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本 「日本霊学入門」
皆本幹雄著 「日本霊学入門 -タタリと霊障害からの脱出」,1981 徳間書店

別に薦めているわけではありません。今でも売っているかどうかもわかりません(注:現在廃版)。押入れをさがせばどこかにあるはずなのですが、現在目に見える所には置いていません。
真面目に書かれているのですが、「霊」「タタリ」といったお話ですので、多少神秘的な、悪く言えばオカルト的な範疇になってしまうかもしれません。

ただ、この本が読んでから20年以上たつのに覚えているのは、神社へのお参りの仕方が書いてあったからです。

神社へ行ってお賽銭を投げて(それもわずかばかり)、その金額からは到底見合わないような願い事をくどくどと祈るのはいけないと。
その他色々なこうしたほうがいいという項目がありました。全てを覚えているわけではないのですが、

1.神社にお参りするのは午前中、できれば早朝がよい。
(早朝は位の高い”いい”霊がいらっしゃるのでそういう時に参拝するようにする。
遅い時間、夜などは低級な霊がでてきて霊に取り付かれてしまう。)

2.神社に行ったら、まず手を洗って口をすすぎきれいにしてから奥へ進む。

3.拝み方は2礼2拍1礼
(追記:出雲大社等では異なります)

4.拝む時には、欲望をくどくどと願わない。次のことだけをお祈りすればよい。
・この世に毎日無事生かさせていただいていることを感謝する。
・日々無意識に犯している罪をお清め下さいと祈る。
・先祖の霊をお救い下さいと祈る。
・降りかかる霊をお救い下さいと祈る。
・再び日々無事に過ごせるようにとだけ祈る。

5.参拝する神社というのは、自分の関連のある神社を中心とする。
・産土神(自分の生まれた土地で祭られている神様)
・氏神(自分の氏族をお守りしてくださる神さま)
・鎮守神(現在すんでいる土地をお守りしてくださっている神様)
・また、一宮(だいたい都道府県に一つずつくらいある)にも年に何回かは参拝するといい。

確かこんな感じであったと思います。
僕はなるほどと思い、その後神社に参拝する時にはできるだけ上のようなことを気をつけながら参拝するようにしています。

いいことがあるかどうか・・・一度お試しあれ。
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基本的には今でも考え方は同じです。