本:『心の社会』1

「今読んでる本、持ってきて!」
うちの嫁さんが言いました。

『心の社会』 マーヴィン・ミンスキー著 安西祐一郎訳,産業図書

3週間ほど前、ちょっとアンテナにひかかった本があって、心の社会
Amazonで買おうかと思ったのですが
品切れの様で、
図書館で借りてくれるように
嫁さんに頼んでおいた本でした。

その後、秘書は丹念に
調べ上げてくれました。
この本、近くの草津市の図書館にはなく、
Amazonで中古でもいいかと
探してみたら・・・
なんと17,000円もするというのです。

そこで、さらに検索してくれたところ県立図書館にあると。
草津市立図書館から県立図書館の本も借りられるそうで、
さっそく手続きをしてくれました。
持つべきは有能な秘書です。(嫁さん感謝!)

そんなに苦労して取り寄せてもらった本だったのですが、
頼んだ張本人は、頼んだくせに
著者の名前もしっかり覚えてませんでした。
お恥ずかしい。

ま、それはともかく、数日前から読み出したのですが、
翻訳本ですが、内容的にはすごく面白い(少なくとも僕には)。
「心の社会」なんて題名なので、
何かドキュメントみたいなものか、
社会心理学みたいなものかと思ったら、
人間の知覚や行動あるいは思考が
どう行われているかを考察した本でした。

↑「・・・でした」なんて書いてますが、
実はまだ半分くらいまで読み終えたところです。
通常は、読み終えるまで
ブログに紹介するというようなことはしないのですが、
ものすごい偶然だったものですから、
今日は睡眠の話をしようと思っていたのですが、
急遽変更してこの話を書いてしまいました。

さて、偶然というのは・・・
冒頭の嫁さんの言葉、
それは新聞の訃報欄を見ての言葉でした。
著者のマーヴイン・ミンスキー氏の逝去が載っていました。
1月24日のことだったそうです。88歳。
マーヴィン・ミンスキー

米マサチューセッツ工科大学(MIT)の名誉教授で認知科学者。
「人工知能の父」と呼ばれていたとか。
映画「2001年宇宙の旅」のアドバイザーとして参加していると、
Wikipediaに書いてあります。

確かに本の内容は、人工知能事始めみたいな本ですね。

内容については、もう少し読んだところで書いてみようと思います。