スマホゲームと量子論?3

「量子もつれは粒子間の距離に依存しない」という表現は魅力的です。
つまり地球の裏側でも一瞬にして情報が届くというわけです。

以前、『三体』というSF小説について
このブログで取り上げたことがありました。
本:三体
(実は、途中で挫折しちゃって最後までまだ読めていないのですが・・・)
この『三体』では、優れた科学力をもつ三体星人が、
4光年も先から「量子もつれ」を駆使した量子通信で、
地球にサイバー攻撃を仕掛けたり、
地球の情報を得たりするという話がでてきます。

ふつうに考えれば光を超えた通信は無理だと思われますが、
もし量子もつれを使えばどんなに遠く離れていても、
通信が可能な気がしてくるところが、SFの面白いところです。

ナンプレで考えると、
遠く離れていても同じ行の上のマスであったら、
通信は可能かもしれません。
1行1行は単なるOn・Offみたいな情報だとしても、
行を増やせば言葉を送ることは可能になります。
実際遠隔の情報伝達としてモールス信号などは、
電気信号のOf-Offの羅列なわけですから。

ただ、遠く離れた2つの事項において、
片方が決まった時に残りも決まるためには、
その行の他の要素はすべて決まっていなければなりません。
ナンプレでいえば、横の1行がその状態になるには、
他の縦の列も決まっていなければなりません。

横の行が無限のマスのナンプレだとしたら、
縦の列も無限のマスを持っているかもしれません。
ナンプレは2次元のパズルですが、
実際の世界というのは何次元でも構わないかもしれません。
目的とする行の空欄2つを除いたすべてのマスが満たされた時
実際の通信が可能になるのかもしれませんが、
そう考えると実現は中々難しいのかもしれません。

この「量子もつれ」という言葉は、
スピリチュアル系や自己啓発系とも相性がいいようです。
そのあたりは、ネットで調べたらたくさん出てきますが、
怪しげなところも多々あるのでこのあたりにしておきましょう。
(僕は結構好きですけど(^_^))

以上スマホゲームしながら考えた妄想でした。